就職して間もない人の結婚ビザ申請！コモンズ行政書士事務所！

結婚ビザ・配偶者ビザ申請をする時は、最新の所得課税証明書や納税証明書が必要書類として求められています。しかし、就職して間もない新入社員の方や長期留学をしていた方・入社して1年が経過した社会人の方でも時期によっては所得課税証明書や納税証明書が取得出来ないことあります。この所得課税証明書というのは、去年1年間(1月1日～12月31日)の収入額を証明する書類になります。(例：令和5年度所得課税証明書は令和4年の1年間の収入が記載された書類)そして、この所得課税証明書・納税証明書は毎年新しい年度のものが6月頃に発行されます。そのため、入社して1年が経過した方でも6月になっていないタイミングだと取得が出来ません。また、取得出来ても入社した月から昨年12月までの収入が記載された状態になります。(例：2022年4月に入社した人が令和5年度所得課税証明書を取得した場合、2022年4月～2022年12月の9ヶ月間の収入額しか記入されていません。※入社前にアルバイトをしていた人は除く)ただ、就職して間もないという事情もあるのでその場合は次の項目を参考にしてどのように対応するかを確認しましょう！

就職して間もない新入社員の方や社会人2年目の方・長期留学をしていて仕事を始めたばかりの方は、会社から発行されている給与明細書を現在の収入証明として準備しましょう！目安としては直近3カ月分、出来るのであれば入社してから現在までの給与明細書をご準備ください。また、もし会社で今後の支給予定見込み額が分かる書類を発行してもらえるのであればぜひ発行してもらいましょう！就職して間もない方は、課税証明書等が取得出来ないため収入証明が難しいですがこのような方法でも結婚ビザ・配偶者ビザ申請は進めることが出来ます。

就職して間もない新入社員の方や社会人2年目の方・長期留学をしていて仕事を始めたばかりの方は、出来ればご親族(ご両親やご兄弟等)に一緒に身元保証人をご協力頂くのが良いでしょう。必ず一緒にご協力頂かないといけない訳ではもちろんございませんが、公的に収入を証明する書類(所得課税証明書や納税証明書)を提出することが出来ないので、少しでも保証力を上げるためにご協力頂く方が良いです。ご協力を頂くご親族は、お仕事をされている方または年金等で収入がある方になってもらいましょう。

結婚ビザ・配偶者ビザの身元保証人はこちらのページへ・・・◆結婚ビザ・配偶者ビザの身元保証人って何？

所得課税証明書

所得課税証明書とは、過去1年間の収入を証明する書類になります。取得できる場所は、1月1日時点に住所地があった市・区役所等になります。ご用意頂く際は、1番新しい年度の課税証明書をご準備ください。新しい年度の課税証明書が発行される時期は6月になります。

市県民税納税証明書

市県民税納税証明書とは、現在の納税状況を確認する書類になります。納税状況に未納がある場合はご注意ください。ただ、納期が来ていない分（納期未到来）に関しましては記載されていても問題ございません。市区町村によっては納税証明書をご取得頂けない場合もあります。ご用意頂く際は、1番新しい年度の納税証明書をご準備ください。

給与明細書(給料明細)

給与明細書(給料明細)とは、雇用契約に基づいて雇用主から従業員へ定期的に支払われる、労働の対価報酬を証明する書類のこと。最近では、書面ではなくweb上で確認できる企業も増えています。