【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説

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住民票の取り方を徹底解説

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このページでは短期滞在ビザ申請にかかせない書類の一つ「住民票（じゅうみんひょう）」の取り方や注意点をご紹介しております。
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【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～短期滞在ビザについてのおさらい①～

短期滞在ビザとは、観光や旅行目的で日本に来るときに必要になる「入国審査許可証」のようなものです。短期滞在ビザがないと、海外で暮らしている外国人は、日本行きの飛行機に乗ることすらできません。よく目にする「ビザなし」「ビザ不要」とは、短期滞在ビザを取るためのややこしい手続きをしなくても「入国審査を受ける権利をすでにもらっている」という意味です。

日本人は、現在191の国から入国審査を受ける権利をすでにもらっているため、短期滞在ビザ（入国審査許可証）を取らずにその国に行くことができます。逆に、日本でもアメリカやイギリス、フランスなどの68の国の人たちに対しては、短期滞在ビザ（入国審査許可証）を取らなくても、入国審査を受けることができる権利をあげています。

ただし、短期滞在ビザはあくまでも「入国審査許可証」なので、入国する前の入国審査を受けることができるようになるだけで、入国審査の結果によっては日本に入国できるとは限りません。それは、アメリカやイギリス、フランスなどの68の国の人たちであっても、その他の短期滞在ビザを取る必要のある国の人たちであってもかわりありません。

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～短期滞在ビザについてのおさらい②～

短期滞在ビザを取るには2通りの方法があります。1つ目は、海外で暮らしている外国人が自分で色々な書類を集めて手続きをする方法です。しかし、1つ目の方法の場合、海外で暮らしている外国人（もしくはその家族）の収入や職業、学歴が重要となり、無職であったり収入が少なかったりすれば短期滞在ビザを取ることはできません。次に、2つ目の方法として、日本側にいる協力者に色々な書類を集めてもらい手続きをする方法です。2つ目の方法であれば、海外で暮らしている外国人が無職であったり収入が少なかったりしても短期滞在ビザを取ることができます。

短期滞在ビザを取りたい外国人を専門用語で「ビザ申請人」と呼びます。また、日本側にいる協力者は2つの役割をする必要があり、ビザ申請人を呼ぶ役目をする人を「招へい人」、ビザ申請人の身元を保証する役目をする人を「身元保証人」と呼びます。

例えば、Aさんという人物が日本側の協力者になる場合、Aさんが招へい人と身元保証人の2つの役割を同時にすることもできます。また、Aさんに安定した収入や貯金がない場合は、Aさんが招へい人、（Aさん以外の安定した収入や貯金がある人）Bさんが身元保証人という風に役割を分担することもできます。

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～日本側の協力者が集める書類とは？～

短期滞在ビザを取るために、日本側の協力者は「日本に住んでいることを証明する書類」や「収入を証明する書類」、また必要に応じて「貯金があることを証明する書類」「職業を証明する書類」が必要になります。

その中でも、住民票は日本に住んでいることを証明する書類として、招へい人の役割を果たす際も、身元保証人の役割を果たす際も、住民票が必要になります。また、短期滞在ビザを申請する国によって、日本側の協力者が用意する書類は微妙に異なってきますが、住民票はほとんどの国で提出する必要があり、必ず用意しなければならない書類となります。

住民票は、発行手数料として1通300円～500円かかります。住民票に記載されている内容としては以下があります。

① 住所、氏名、生年月日、性別
② 住民となった年月日、住所を定めた日、前住所
③ 世帯主の氏名、世帯主との続柄
④ 本籍地、筆頭者
⑤ 住民票コード、個人番号（マイナンバー）

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～住民票はどこでとればいいの？～

住民票は、住民票をおいている（住民登録している）住所を管轄する市区町村役場に取りに行くことになります。また、本人や同一世帯の（同じ住所で家計（生計）を一緒にしている）家族であれば、その場ですぐに住民票を発行することが出来ますが、代理人（※本人や同一世帯の家族以外の人間）が住民票を取る場合は、委任状や本人との関係を証明する戸籍謄本などが必要になります。住民票は、以下の場所・方法で用意することができます。

●市区町村役場の窓口【かかる日数：即日】
　平日朝9時から17時までの間、各市区町村役場の窓口で住民票を取ることができます。
　また、平日に仕事などで市区町村役場の窓口に行けない場合は、下記のような方法で住民票を用意することができます。

　⇒休日開庁【かかる日数：即日】
　　平日、市区町村役場に来庁するのが難しい方のため、土曜日や日曜日に窓口を開庁するサービスです。
　　※各市区町村役場によって、開庁日や開庁時間が異なりますので詳しくはホームページをご覧ください。

　⇒郵送請求【かかる日数：約1週間程度】
　　平日、市区町村役場に来庁するのが難しい方のため、郵送で住民票を請求できるサービスです。
　　書類発行手数料のほかに、郵送費（往復封筒代）が必要になります。

　⇒電話予約サービス（夜間・休日発行の事前予約サービス）【かかる日数：予約した日の午後5時15分以降】
　　平日の開庁時間中に電話で予約を行い、開庁時間後、または休日に住民票を取りに行くことのできるサービスです。
　　※各市区町村役場によって、受け取り可能日や受け取り可能時間が異なりますので詳しくはホームページをご覧ください。

●出張所・サービスコーナー【かかる日数：即日】
　各市区町村役場が離れている場合、各地に設置されている出張所やサービスコーナーでも住民票を取ることができます。

●マイナンバーカードでのコンビニ交付サービス【かかる日数：即日】
　マイナンバーカードを取得している場合は、コンビニエンスストア等のキオスク端末（マルチコピー機）から住民票を取ることできます。

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～住民票を取得する際の注意点～

チェックポイント①

・世帯主、続柄を記載する

チェックポイント②

・本籍地、筆頭者を記載する

POINT《住民票に記載されている情報について》

住民票には色々な情報が記載されていますが、ただ普通に住民票を取っただけでは載らない情報もあります。
「世帯主、続柄」と「本籍地、筆頭者」などは、住民票を普通に取っただけでは載らないため、住民票を取る際に記入する交付申請書（請求書）をよく見て、必ず該当項目の□にチェックを入れるか、すべて必要にチェックを入れましょう！

チェックポイント③

・マイナンバー（個人番号）、住民票コードを省略する

POINT《マイナンバー（個人番号）、住民票コードについて》

マイナンバー（個人番号）と住民票コードに関しては、短期滞在ビザ申請の際に全く必要のない情報なので、
「省略（情報を載せないように）」しましょう。

チェックポイント④

・世帯全員（全員分）の住民票を取得する

POINT《住民票の世帯全員、世帯一部について》

住民票には世帯一部と世帯全員という分け方があります。例えば、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが同じ場所で一緒に暮らしている場合、Aさんが世帯全員の住民票を取ると「Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの情報」が載った住民票が、Aさん世帯一部の住民票を取ると「Aさんだけの情報」が載った住民票を取ることができます。

チェックポイント⑤

・（本人、もしくは同一世帯に）外国人がいる場合は、外国人に関する記載事項を記載する

POINT《外国人に関する記載事項について》

住民票には色々な情報が記載されていますが、ただ普通に住民票を取っただけでは載らない情報もあります。
外国人に関する記載事項（国籍・地域、30条45規定区分、在留資格、在留期間等、在留期間等の満了の日、在留カード等の番号）は、住民票を普通に取っただけでは載らないため、住民票を取る際に記入する交付申請書（請求書）をよく見て、必ず該当項目の□にチェックを入れるか、すべて必要にチェックを入れましょう！

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～役立つ情報～

【短期滞在ビザの気になる情報】

書類作成期間	約2週間
申請書類枚数	10枚～30枚
料金	短期費用1
手数料	申請先によりさまざま
提出先	海外にある在外公館

【短期滞在ビザ入国者数ランキング】

1位	中国
2位	韓国
3位	台湾
4位	香港
5位	アメリカ合衆国

【全国47都道府県の人口ランキング】

1位	東京都（13,942,856）
2位	神奈川県（9,200,166）
3位	大阪府（8,823,453）
4位	愛知県（7,552,873）
5位	埼玉県（7,337,330）

【住民票に記載される内容】

記載される内容	住所
記載される内容	氏名
記載される内容	生年月日
記載される内容	性別
記載される内容	住民となった年月日

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【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～住民票に関するQ＆A～

フィリピン人の彼女を短期滞在ビザで日本へ呼ぼうと考えています。一人暮らしの場合でも、世帯全員分の住民票を取らなければいけないのでしょうか？〔Aさん（日本人、28歳、男性）〕

たとえ、一人暮らしであっても、世帯一部の住民票では一人暮らしかどうかの判断が出来ないため、世帯全員分の住民票を取る必要があります。

海外留学中に出会ったベトナム人の友人と一緒に、日本へ一時帰国しようと考えています。現在、海外留学中のため、海外転出届を出していますが、住民票は取れるのでしょうか？〔Bさん（日本人、21歳、女性）〕

海外赴任や海外留学のため、海外転居する際に海外転出届を提出すると、日本での住民票がなくなります。そのため、日本へ戻って来て転入届を出さない限り、住民票を取ることは出来ません。また、日本人でも住民票がない場合、短期滞在ビザの招へい人・身元保証人にはなれませんので、日本にいる家族や友人に協力を依頼しましょう。

中国人の彼氏を短期滞在ビザで日本へ呼ぼうと考えています。しかし、現在、仕事の都合で一時的に、住民票の住所とは別の住所で暮らしています。短期滞在ビザ申請にあたり、そのまま住民票を提出しても問題はないのでしょうか？〔日本人、Cさん（33歳、女性）〕

住民票の異動は法律上の義務になりますが、新しい住所に住むのが1年未満の場合は住民票の異動（移動）手続きを取る必要はないようです。ホテルや住民票の住所に滞在する場合は、そのまま住民票を提出していただいても問題はありませんが、現在暮らしている別の住所に査証申請人が滞在する場合は、公共料金等の請求書等を追加で添付して、現住所を証明する必要があります。

タイ人の彼女を短期滞在ビザで日本へ呼ぼうと考えています。しかし、現在、無職のため同居している父親に身元保証人になってもらおうと考えています。この場合、住民票は2通必要なのでしょうか？〔日本人、Dさん（40歳、男性）〕

Dさんと同居している父親が同一世帯である場合は、世帯全員分の住民票に2人の情報が載るため、用意する住民票は1枚で構いません。ただし、Dさんと同居している父親が「世帯分離（同じ住所で暮らしているが、世帯が異なる）」している場合は、Dさんの世帯全員分の住民票、父親のの世帯全員分の住民票がそれぞれ必要になります。

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～住民票の手数料について～

住民票の取得手数料はいくらですか。

住民票の取得手数料は市区町村役場ごとに若干違いますが、おおよそ200円～300円程です。仮に間違った住民票を取得した場合は取り直しのため追加で費用がかかる場合があります。ビザの申請で使用ができる住民票を一発で取得するためにも、お住いの市区町村役場の担当者に確認しながら取得するようにしましょう。

【短期滞在ビザ】住民票の取り方を徹底解説～先生の一言～

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