日本人になるための帰化申請とは
帰化とは、日本国籍を取得して日本人になることです。帰化申請をして日本国籍を取得すると、日本の戸籍が新たに作られます。そして、日本国民として参政権や社会権などの権利を受けることができます。
日本で生まれ育っている外国人の方や日本人と結婚した外国人の方、留学生として来日しそのまま日本で仕事をしている外国人の方といった、生活基盤が完全に日本に出来ている方が行う手続きになります。また、曽祖父母や祖父母が日本人の日系人の方が、再び日本に戻って来て帰化申請をするというケースも多いです。
ご依頼ポイント | |
---|---|
ご依頼料金 | 帰化料金 料金表はこちら |
特典 | ご依頼後の追加料金なし |
無料 | 初回相談無料 |
Googleクチコミ | G投稿件(日本トップクラス) ★★★★★4.9 |
サポート地域 | 日本全国サポート対応 来所の必要なくオンラインでお客様を完全サポートしております |
帰化申請のご相談はお気軽にコモンズ行政書士事務所へご相談ください!
帰化申請のご依頼にあたりこちらもご参考ください
帰化申請について詳しく解説
帰化申請とは何ですか?
帰化申請とは、外国人が国籍を現在の国籍から日本国籍に変更する手続きのことです。正式名称は「帰化許可申請」になります。申請先は、人権擁護や不動産・商業登記の受付や管理、国籍や戸籍に関した業務や供託・公証関係に関した業務などを行う法務局になります。
帰化申請をするとどうなりますか?
帰化申請をして日本国籍を取得すると、日本の戸籍が新たに作られます。そして、日本国民として参政権や社会権などの権利を受けることができますし、日本人しかなれない国家公務員や地方公務員、裁判官、検察官、政治家、公証人、裁判員等になることができます。
さらに、日本から長期出国する場合、日本国籍であれば何の手続きもせず帰国することができますが、外国国籍である場合は、長期間日本に帰国しなければ在留資格を失うことになり、ビザの再取得が必要となります。
また、 社会保障面(年金・保険・教育・福祉)で日本人と同じ権利を受けることができます。現在、日本においては外国籍であっても多くの社会保障を受けることはできますが、自国民を優先する考え方があるのも事実です。特に、社会保障費が増加している現代において、将来的に外国籍であることで社会保障を受けられなくなる可能性も否定できません。
帰化と永住は何が違うんですか?
● 帰化(日本国籍)と永住ビザ(永住権)の違いを比較
帰化(日本国籍)と永住ビザ(永住権)の一番大きい違いは「国籍」になります。帰化によって日本国籍を取得して日本で暮らし続けるか、外国籍のまま永住権を取得して日本で暮らし続けるかによって、受けられる権利や保障などが異なります。
永住 | 帰化 | |
---|---|---|
国籍 | 外国籍 | 日本国籍 |
日本の戸籍 | なし | あり |
選挙権・被選挙権 | なし | あり |
再入国手続き | 必要(※最長5年) | 不要 |
退去強制処分 | あり | なし |
職業に関する制限 | あり | なし |
● 永住許可申請と帰化許可申請の違いを比較
永住許可申請と帰化許可申請には、ある程度の共通点はありますが、申請書類の枚数や審査期間、申請条件などが異なっております。ちなみに、法務省が公表している2022年のデータによると、永住許可申請の受理件数が約8万件、帰化申請の申請件数が約9千件と永住許可申請の方が圧倒的に多い結果となっています。
永住許可申請 | 帰化許可申請 | |
---|---|---|
申請先 | 出入国在留管理局 | 法務局 |
申請書類の枚数 | 約50枚 | 約100枚 |
審査期間 | 4か月以上 | 8か月から1年半 |
居住要件 | 継続して10年必要 | 継続して5年必要 |
日本語能力 | 必要なし | 小学校低学年程度の日本語能力が必要 |
面接 | なし | あり |
国への手数料 | 8,000円 | なし |
帰化申請の統計データ
● 過去5年間の帰化許可申請者数
申請者数 | |
---|---|
2019年 | 10,457人 |
2020年 | 8,673人 |
2021年 | 9,562人 |
2022年 | 9,023人 |
2022年 | 9,836人 |
● 過去5年間の許可者数・不許可者数
許可者数 | 不許可者数 | |
---|---|---|
2019年 | 8,453人 | 596人 |
2020年 | 9,079人 | 900人 |
2021年 | 8,167人 | 863人 |
2022年 | 7,059人 | 686人 |
2023年 | 8,800人 | 813人 |
● 国・地域別 許可者数(2023年)
国名 | 許可者数 | |
---|---|---|
1位 | 韓国・朝鮮 | 2,807人 |
2位 | 中国 | 2,651人 |
3位 | ベトナム | 625人 |
4位 | ブラジル | 526人 |
5位 | フィリピン | 347人 |
コモンズ行政書士事務所に依頼する
代表行政書士
山中 健司