福岡県にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
中国駐在中に日本料理店で出会った妻との結婚手続きが完了し、日本で一緒に暮らすため、中国人妻と連れ子のビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様の連れ子も一緒に呼び日本で暮らすことをご希望されていたので、奥様と連れ子様の同時申請を行っています。ちなみに、配偶者の連れ子を呼ぶ場合、定住者ビザの申請をすることになります。また、連れ子といっても未成年で未婚の実子しか呼ぶことができませんのでご注意ください。
担当者
未成年とは日本における未成年者(17歳まで)のことであり、例えば成人年齢が国の国籍を持つ21歳の連れ子を呼ぼうとしても、連れ子が17歳以下でない場合は呼ぶことができませんのでご注意ください。また、17歳以下であっても既婚者の場合は呼ぶことができません。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2016年1月
日本人夫が中国駐在中に日本料理店にて中国人妻と出会う
交際を始めた年月
2016年1月
結婚した年月
日本:2017年3月
中国:2017年3月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2019年12月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書(2通)
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し(2通)
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 出生医学証明書及び日本語訳文
- 離婚協議書及び日本語訳文
- 身元保証書(2通)
- 住民票
- 在職証明書
- 市県民税所得課税証明書
- 納税証明書(2通)
- 夫婦及び連れ子の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 返信用封筒
- 在留資格認定証明書交付申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
その他(定住者ビザの必要書類を添付)
今回の場合は、結婚ビザと定住者ビザの同時申請のため、定住者ビザ申請に必要な「出生医学証明書及び日本語訳文」「離婚協議書及び日本語訳文」「夫婦及び連れ子の写真」を添付しております。
先生のコメント
担当者
連れ子を呼ぶ場合は、連れ子の出生証明書や連れ子の親権をどちらがもっているのか確認する書類等が必要になります。また、連れ子の年齢が高くなればなるほど、定住者ビザ申請の難易度があがりますのでご注意ください。
関連リンク
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