行政書士が作る実際にあった国際カップルの4コマ漫画




短期滞在ビザ申請が許可になったポイントを詳しく解説
今回の申請で許可につながったポイントは、以下の2点です。
✅招へい人と申請人の関係性が認められた点
今回の依頼者は、申請人と出会ってから約半年という状況で、主にメッセージアプリを通じて連絡を取り合っていました。そのため、やり取りの一部を抜粋したメッセージアプリのスクリーンショットを提出しました。
✅身元保証人の保証力が認められた点
今回の依頼者はパートタイマーとして勤務しており、年収は約200万円、貯金額は約300万円でした。そのため、課税証明書に加えて残高証明書も提出し、十分な保証能力があることをアピールしました。
行政書士が教える短期滞在ビザ申請前に気になるところ
📌来日経験がないとビザ申請は不利になる?
今回の申請人は来日経験がありませんでした。若い外国人男性が初めて短期滞在ビザを申請する場合、「働く目的じゃないの?」と疑われやすい傾向があります。このようなケースでは、まずは短期間で招へいして実績を作ってから、長期の招へいにステップアップしていくのが安心です。
📌出会って半年って短すぎる?
今回の依頼者と申請人は、出会ってからまだ約半年という状況でした。交際期間が短いと、「ちゃんとした関係なの?」と疑われやすくなりますが、実際に会っていたり、一緒に過ごした期間がある場合は、それが信ぴょう性の裏付けになります。大事なのは「どれくらいの信頼関係が築けているか」が伝わるかどうかです。
📌年収200万円で保証人になれる?
今回の依頼者はパートタイマーとして働いていて、年収は約200万円。正直、保証人としてはやや心もとない金額です。でも、貯金が約300万円あったので、残高証明書も一緒に提出しました。このように、年収が低めでも、預貯金などで補うことで一定の保証力をアピールすることができます。

今回の方は、申請人に来日経験がない、出会ってからの期間が短く直接会ったことがない、身元保証人の年収が低いというかなり厳しい状況でしたが、何とか90日間の短期滞在ビザを取得することができました!
サポート内容とご依頼費用
国籍 | アルジェリア人 |
年齢・性別 | 20代男性 |
依頼内容 | 短期滞在ビザ申請 |
費用 | 55,000円 |
お客様の懸念点 | ・招へい人と申請人の関係性が弱い ・身元保証人の保証力が弱い(追加身元保証人なし) |

コモンズ行政書士事務所
代表行政書士 山中 健司
プロフィール
2011年8月 コモンズ行政書士事務所を開業
専門分野
帰化・永住・ビザ申請・会社設立・各種許認可
こちらのページでも詳しく解説しています
ページ番号:S-00005490