北海道にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ネパールで暮らしているネパール人夫との結婚手続きがネパールと日本で完了し、これから日本で一緒に暮らすため、ネパール人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、Facebookを通じて知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回の申請にあたり、二人が出会ってから結婚するまでの期間が3ヶ月以内であることや奥様の職業が学生であること、ご夫婦が結婚までに1度しか会ったことがないことなど、様々な問題がありましたが、一つ一つ丁寧に対処していきながら結婚ビザ申請の書類を作成致しました。
収入のない大学生・短大生でも、ご家族が協力してくれるのであれば、外国人の配偶者の結婚ビザ申請をすることはできます!
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2018年3月
日本人妻とネパール人夫がFacebookを通じて知り合う
2018年3月
ネパール:2018年5月
日本:2018年6月
2018年7月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 在学証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 在職証明書
- 平成30年度 所得(市・道民税)証明書
- 平成30年度 納税証明書
- 預金残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
出会ってから結婚までの期間が1年以下
交際を始めてから1年以内に結婚しているスピード結婚の場合は、ご夫婦の交流や関係性を証明することが難しく、偽装結婚を疑われる恐れがあります。今回の場合は、夫婦がほぼ同じ年齢であることや、ネパール人夫が過去に留学生として来日し日本語学校に通っていることからコミュニケーションに問題ないなどをしっかり書面で伝えました。
夫婦の収入が少ない
今回の結婚ビザ申請では、日本人妻が短大生という状況での申請でしたが、収入が安定している日本人妻の父親(会社員)に協力してもらえることをアピール致しました。
先生のコメント
国際結婚をするご夫婦にも色々なご夫婦がいらっしゃいますが、学生だから…スピード結婚だから…で諦めないでください!
関連リンク
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