立会い出産のため短期滞在ビザから結婚ビザへの変更を希望するご夫婦

千葉県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。

フィリピン人夫が短期滞在ビザで来日中であり、日本とフィリピンでの結婚手続きが完了し、そのまま日本で一緒に暮らすため、フィリピン人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。

このご夫婦は、奥様がフィリピン駐在中に出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。また、奥様が現在妊娠中であることから、ご主人に出産に立ち会ってもらうためにも、フィリピンへ帰国しないまま短期滞在ビザから日本人の配偶者等ビザへの変更を希望されていました。

担当者

結婚ビザの依頼をされるご夫婦の中には「妊娠がわかりどうしても出産までに外国人の配偶者を日本へ呼びたい」というご夫婦も結構いらっしゃいます。予め、余裕を持ってご主人を呼べればよいですが、様々な事情が重なり出産ギリギリになって呼ばざるを得ない状況になることも…。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

ご夫婦の結婚ビザ申請の内容

2人の出会い

2016年2月

アメリカ人妻がフィリピン駐在中に日本語学校にてフィリピン人夫と出会う

交際を始めた年月

2016年8月

結婚した年月

日本：2018年7月

フィリピン：2018年8月

在留資格変更許可申請（結婚ビザ）

2018年10月

先生の解説

夫婦の収入が少ない

夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合、日本人妻が妊娠中で休職中だったため、日本人妻の貯金残高証明書（約200万円）を追加の資料として添付しています。また、日本人妻の父親に追加身元保証人になってもらいました。

担当者

妊娠中はどうしても、収入が不安定になりがちです。ただ、申請の書類を工夫することによって配偶者ビザを取得できますので、ご不安な方はぜひご相談ください！！