兵庫県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
アルバニアで暮らしているアルバニア人夫との結婚手続きが日本とペルーで完了し、これから日本で一緒に暮らすため、アルバニア人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様がアルバニア人と国際結婚した友人からご主人を紹介され知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回の申請にあたり、奥様が契約社員であり月収が約10万円しかないことが最大の問題でしたが、叔父様がご協力してくれるということで叔父様に追加の身元保証人になって頂いております。
担当者
追加の身元保証人というと、お母様かお父様になって頂くことが多いのですが、今回のお客様の場合、お父様とは音信不通状態、お母様とは交流はあるものの無職ということで、叔父様に協力していただくことになりました。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2020年10月
日本人妻がアルバニア人と国際結婚した友人からアルバニア人夫を紹介される
交際を始めた年月
2021年1月
結婚した年月
アルバニア:2021年12月
日本:2022年1月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2022年4月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 在籍証明書
- 令和2年度 市民税・県民税 所得(課税)証明書
- 令和2年度 納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(叔父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 親族関係を証明する資料(戸籍謄本)
- 住民票
- 在職証明書
- 令和2年度 市民税・県民税 所得(課税)証明書
- 令和2年度 納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦の収入が少ない
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合、日本人妻の収入が低いため、日本人妻の叔父に追加の身元保証人として協力していただいております。
先生のコメント
担当者
追加の身元保証人として協力していただける親族がいない場合、お相手に一定の貯金があれば収入条件をクリアしていると判断してもらえることがあります。ただ、お相手・自身共に貯金がない場合は日本人側の方が転職等をして収入を増やしていただくしかありません。
関連リンク
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