熊本県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ドイツで暮らしているドイツ人夫との結婚手続きが日本とドイツで完了し、これから日本で一緒に暮らすため、ドイツ人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、ご主人が日本旅行中に熊本県内の居酒屋で偶然知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。また、ご主人の結婚ビザ申請にあたり、奥様が就職先が決まり働き始めたばかりということで奥様のお兄様に追加の身元保証人としてご協力していただいております。
担当者
今回、フリーランスとして働いているお兄様に追加の身元保証人としてご協力していただきましたが、フリーランスの方を身元保証人にする場合は年商ではなく所得で判断される点に気をつけてください。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2020年1月
ドイツ人夫が日本旅行中に熊本県内の居酒屋で日本人妻と出会う
交際を始めた年月
2020年1月
結婚した年月
ドイツ:2021年8月
日本:2021年9月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2022年4月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 残高証明書に関する補足説明書
- 残高証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 労働条件通知書の写し
- 令和3年度市県民税所得・課税証明書
- 令和2、3年度納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(兄:***)に関する資料
- 身元保証書
- 戸籍謄本
- 住民票
- 令和2年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書Bの写し
- 令和3年度市県民税(所得・課税)証明書
- 令和2、3年度納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦の収入が少ない
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合は、日本人妻が現在の勤務先で働き始めたばかりという事情から、日本人妻の兄に身元保証人となってもらっています。
先生のコメント
担当者
また、ドイツ人夫にも一定の貯金額があったため、今回の結婚ビザ申請ではドイツ人夫の残高証明書(残高情報及び日本語訳文)も提出しております。
関連リンク
ページ番号:S-00002431