日本人女性とフランス人男性の高齢者夫婦の結婚ビザ申請

結婚ビザ事例 No.135

宮城県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。

フランス人夫が短期滞在ビザで来日中であり、日本での結婚手続きが完了しそのまま日本で一緒に暮らすため、アメリカ人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。

このご夫婦は、ご主人が仕事で来日中に出会い長年の友人関係を経て結婚に至ったそうです。今回の結婚ビザ申請にあたり、お二人とも60代以上であり、定年退職し無職であるという点が大きな問題でした。ただし、ご主人が現役時代にしっかりと仕事をされており年金収入と貯蓄があったため、無事に結婚ビザへの変更ができたケースです。

担当者
担当者

また、今回のご夫婦は在日フランス大使館経由で結婚手続きをされたため、結婚証明書を取得するまでにとても時間がかかりました。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

ご夫婦の結婚ビザ申請の内容

出会いから結婚ビザ申請までの経緯

2人の出会い

2013年1月

フランス人夫が日本出張中にサポート役として出張先から紹介された日本人妻と出会う

交際を始めた年月

2017年8月

結婚した年月

日本:2020年10月

フランス:2020年10月

在留資格変更許可申請(結婚ビザ)

2020年11月

結婚ビザの申請書類一覧表

ご夫婦に関する資料

  • 在留資格変更許可申請書
  • 質問書
  • 在留資格変更許可申請理由書
  • パスポートの写し
  • 戸籍謄本
  • 結婚証明書に関する補足説明書
  • 身元保証書
  • 住民票
  • 申請人の年金に関する資料
  • 口座残高の確認及び日本語訳文
  • 夫婦の写真
  • 夫婦のメール履歴
  • 夫婦のチャット履歴

その他の資料

  • 申請書類について

プロの視点でチェック

結婚ビザ申請のポイント

  • 特になし
  • 両国の結婚証明書がない
  • 夫婦ともに海外在住
  • 出会ってから結婚までの期間が1年以下
  • ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
  • 20歳以上年齢差がある
  • 離婚歴に不安要素がある
  • 出会い方に不安要素がある
  • 夫婦の収入が少ない
  • お互いの家族が結婚のことを知らない
  • 夫婦が日本で別居
  • 2人だけでコミニュケーションが取れない
  • 法律違反あり
  • 過去のビザ申請で嘘の記載がある
  • 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
  • その他
先生の解説

両国の結婚証明書がない

フランス大使館での結婚手続きをする場合、婚姻要件具備証明書(独身証明書)の取得に約1ヶ月、日本の市区町村役場での結婚手続きが終わり、フランスの結婚証明書を取得するまでに約2か月ほどかかります。今回のご夫婦の場合、結婚証明書を取得できるまで待っているとご主人の短期滞在ビザの在留期限が切れてしまうという事情があったため、イレギュラーでありますが、結婚証明書の取得前に結婚ビザ申請を行っています。(※結婚証明書は取得でき次第、出入国管理局へ追加提出致しました)

先生の解説

その他(収入を証明する資料について)

今回の申請にあたり、フランス人夫の収入を証明する資料として「申請人の年金に関する資料」と「口座残高の確認及び日本語訳文」を提出しております。

先生のコメント

担当者
担当者

過去に何回か、すでに定年退職されている方からのご依頼を頂いておりますが、無職であっても、年金収入と貯金があれば許可を頂くことはできます!

関連リンク

結婚ビザに関する情報はこちら!

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