カナダにお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
現在、約3年前に結婚したカナダ人夫とカナダで一緒に暮らしており、物価高騰の影響やパワハラによる退職、家庭の事情などが重なり日本へ移住することを決意したため、カナダ人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様がカナダで就労中にSNSを通して出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。また、今回の申請にあたり、ご夫婦ともにカナダで暮らされているため、日本にいる奥様のご家族が申請代理人及び身元保証人として協力してくれています。
奥様もご主人も仕事を辞めて来日されるご予定であり、来日後は奥様のご家族が経営する会社で正社員として働くご予定としてお手続きを進めております。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2015年5月
日本人妻が仕事でカナダ滞在中にSNSを通してカナダ人夫と出会う
2015年6月
カナダ:2017年11月
日本:2022年2月
2022年2月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 雇用予定証明書
- 身元保証書
- 残高証明書
- 通帳の写し
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(母:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 履歴事項全部証明書
- 令和3年度 所得・課税証明書
- 令和2年度 納税証明書
- 令和3年度 納税証明書
- 残高証明書 2通
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
夫婦ともに海外在住
夫婦ともに海外在住の場合、日本で結婚ビザ申請をすることができないという問題があります。今回の場合は、日本で暮らしている奥様のお母様に協力してもらうことで結婚ビザ申請が可能になりました。
夫婦の収入が少ない
今回の申請では、ご夫婦ともに仕事を辞めて来日するということだったので、日本人妻の母親に追加身元保証人として協力していただいています。また、来日後は日本人妻の母親が経営している会社に就職することを予定しているため「雇用予定証明書」を追加で添付しております。
先生のコメント
職業を証明する資料として、会社員の場合は「在職証明書」、経営者・会社役員の場合は「履歴(現在)事項全部証明書」、個人事業主の場合は「確定申告書の控え」「開業届」「営業許可証の写し」などが当てはまります。
関連リンク
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