前妻との離婚後に出会ったブラジル人夫の結婚ビザ申請

京都府にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。

ブラジルで暮らしているブラジル人夫との結婚手続きが日本とブラジルで完了し、日本で一緒に暮らすため、ブラジル人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。

このご夫婦は、ご主人が定住者ビザで来日中に出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回の結婚ビザ申請にあたり、奥様がご主人に会うためブラジルへ行った直後ということで無職だったため、同居されているお母様に追加の身元保証人になって貰っております。

担当者

結婚ビザ申請までの経緯としては、日系ブラジル人の前妻と結婚し定住者ビザで来日、離婚後現在の奥様と出会う、定住者ビザの在留期限が切れるためご主人がブラジルへ帰国、ブラジルへ帰国するご主人と共に奥様も渡伯、ブラジルで半年ほど一緒に過ごし、一足先に奥様だけ日本へ帰国という流れになっています。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

ご夫婦の結婚ビザ申請の内容

2人の出会い

2015年4月

日本人妻のアルバイト先の飲食店にてブラジル人夫と出会う

交際を始めた年月

2015年4月

結婚した年月

ブラジル：2017年1月

日本：2017年4月

在留資格認定証明書交付申請（結婚ビザ）

2017年6月

先生の解説

夫婦の収入が少ない

夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合は、日本人妻の母親が追加の身元保証人として協力する点、日本人妻の実家で生活するため安定した収入が得られるまで生活費を抑えられる点などをしっかり書面で伝えました。

担当者

今回は日本人妻の母親に追加の身元保証人として協力していただきましたが、就職先から内定を頂いている状況で申請をすることができればなお良かったでしょう。