北海道にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
留学生として来日中のロシア人夫との結婚手続きが日本とロシアで完了し、そのまま日本で一緒に暮らすため、ロシア人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、ご主人が日本に留学中に出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。結婚ビザ申請をするにあたり、このご夫婦が抱える問題点としては「出会いから結婚までの期間が約10ヶ月しかない」という点です。
担当者
日本人同士でも、日本人と外国人でも結婚の手続き自体は交際期間が短くてもできますが、ビザとなればまた話は別です…
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2018年8月
ロシア人夫が日本留学中に東京都内にあるアルバイト先で日本人妻と出会う
交際を始めた年月
2018年9月
結婚した年月
日本:2019年6月
ロシア:2019年6月
在留資格変更許可申請(結婚ビザ)
2019年10月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格変更許可申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 卒業証書
- 預金残高証明書及び日本語訳書
- 平成30年度 所得・課税証明書
- 平成30年度 市民税・道民税納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 在留資格変更許可申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
出会ってから結婚までの期間が1年以下
初めて出会ってから1年以内に結婚しているスピード結婚の場合は、偽装結婚を疑われる恐れがある問題と、ご夫婦の交流や関係性を証明することが難しいという問題があります。今回の場合は、ロシア人夫と日本人妻が日本で直接出会っていることやお互いの家族が二人の結婚を認めていること、現在妻の実家で同居していることなどをしっかり書面で伝え、偽装結婚ではない点をしっかりアピール致しました。
先生のコメント
担当者
結婚ビザ申請にあたり、少しでも不安要素がある場合はしっかりと書面で伝えることを心がけましょう!このわずかな手間が審査に影響を及ぼすこともあります!
関連リンク
ページ番号:S-00001861