熊本県にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ロシア人妻が短期滞在ビザで来日中であり、日本での結婚手続きが完了しため、ロシア人妻のビザを結婚ビザへ変更したいという事例です。
このご夫婦は、ロシア版Facebook「フコンタクテ(VKontakte)」を通して出会い交際を続けたすえに結婚に至ったそうです。お互いに初婚同士で交際期間が3年以上あり、結婚までにご主人がロシアへ3回渡航、奥様が2回来日し、日本とロシアにいるお互いの家族を紹介しあっております。
今回のお客様は短期滞在ビザを以前に1度ご依頼いただき、今回も短期滞在ビザで日本へ呼ぶところからサポートさせて頂いているお客様でした!
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2016年4月
日本人夫とロシア人妻がロシア版Facebookを通して出会う
2016年5月
日本:2019年10月
ロシア:2019年11月
2019年11月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格変更許可申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 在籍証明書
- 平成31年度 市県民税(所得・課税)証明書
- 平成30年度 納税証明書
- 平成31年度 納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 在留資格変更許可申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
ワンポイントアドバイス
今回のご夫婦のように、最近ではSNSを通して出会い結婚を検討しているご夫婦からの相談をよく頂きます。SNSを通して出会われた場合、問題になってくるのが直接会っていないという点です。結婚ビザ申請の審査上、結婚相手と一度も会っていないとなると「偽装結婚」の疑いを強く持たれやすいです。もし、結婚までに時間があるのであれば、一度以上相手の国へ渡航する、または相手を日本へ呼び一緒に過ごしてみることをおすすめします!
先生のコメント
弊所では、一度も会っていない状態で結婚したご夫婦の結婚ビザ申請の実績もありますが、偽装結婚ではないことを証明するためそれはそれは大変な作業になります。そのため、ご相談を頂いた時点で一度も直接会っていないと伺った場合は、結婚前に一度は直接会うことを強くおすすめしています!
関連リンク
ページ番号:S-00003908