東京都にお住まいの韓国人男性から帰化申請のご依頼を受けました。
韓国で生まれ、専門学校入学のため留学生として来日された方であり、現在は約1年前から勤めている会社で会社員として働いておられます。
今回は、元々日本が好きで来日当初から帰化申請を考えられており、今年で帰化申請の居住要件を満たすことになったため、弊所にご依頼を頂きました。
担当者
留学生として来日している場合、来日してから5年以上&仕事をしてから3年以上が必要です。
帰化申請の内容
帰化申請までの経緯
出生
1995年4月
韓国で出生
家族構成
本人、父、母、姉、妹(※家族は韓国在住)
本人のみの1人世帯
国籍および在留資格
韓国(技術人文知識国際業務・1年)
職業
会社員
帰化許可申請
2020年9月
帰化申請の申請書類一覧表
本国の資料
- 基本証明書
- 家族関係証明書(本人、父、母)
- 婚姻関係証明書(本人、父、母)
- 入養関係証明書
- 親入養関係証明書
- 除籍謄本
- 上記韓国書類の日本語訳文
日本の資料
- 身分関係図
- 帰化の動機書
- 帰化許可申請書
- 親族の概要
- 履歴書(その1)
- 履歴書(その2)
- 生計の概要(その1)
- 生計の概要(その2)
- 居宅・勤務地付近の略図等
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 住民票
- 住民票除票
- 在勤及び給与証明
- 給与所得の源泉徴収票
- 特別区民税・都民税課税証明書
- 特別区民税・都民税納税証明書
- 卒業証書
- 日本語能力試験認定結果及び成績に関する証明書
- 建物賃貸借契約書の写し
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について(出入)
プロの視点でチェック
帰化申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 過去に自己破産している
- 多額の借金がある
- 交通違反がある
- 交通違反以外の法律違反がある
- 書類が取得できない
- 過去の自分の情報を忘れている
- 海外渡航期間が長い
- 経営者(会社役員)・自営業者である
- 帰化申請者本人が高齢である
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 日本語能力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
帰化申請では、主に帰化申請をする人の「国籍」と本人と一緒に住んでいる人の「職業」によって申請書類の枚数が変わってきます。この方の場合、国籍が韓国で「除籍謄本」が発行されるため書類枚数は多くなっていますが、逆に一人暮らしで会社員のため、それ以外の書類は最低限の枚数となっています。
先生のコメント
担当者
本人や同居者が、個人事業主や経営者・会社役員の場合は、事業に関する書類が必要なため、書類枚数は多くなります。
関連リンク
ページ番号:K-0193