大阪府にお住まいの日本人男性から経営管理ビザ申請のご依頼を受けました。
取引先として知り合い交流のある中国人の友人が日本で起業したいと考えているため、会社設立から経営・管理ビザ申請までを一括で依頼したいという内容でした。
今回の申請人の方の場合、年齢は50歳、中国の企業で営業マネージャーや責任者などに従事していた経験も10年以上あり、日本で過去の経験を活かし生活雑貨を中心とした商品の輸入販売を行うという内容で申請を行いました。
後編はこちら「会社設立から経営・管理ビザ申請までを一括で依頼を受けた中国人男性の経営管理ビザ申請(後編)」からどうぞ!

担当者
4カ月の経営管理ビザ申請、法人設立、経営管理ビザ更新、のフルサポートをさせていただきました。今回の記事は4カ月の経営管理ビザ申請についての記事になります。
経営管理ビザ申請の内容
経営管理ビザ申請までの経緯
会社設立
未設立
事業内容
家庭用雑貨や一般家庭用品の販売、新商品の開発及び販売業務
資本金
500万円(予定)
従業員数
1人(※申請人を含む)
経営管理ビザ申請
2023年8月
経営管理ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- パスポートの写し
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 履歴書
- 卒業証書及び日本語訳文の写し
申請代理人に関する資料
- 業務委託契約書
- 運転免許証の写し
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
設立する会社に関する資料
- ***株式会社の草案資料に関する説明文書
・本店所在地及び資本金、並びに公告方法決定書
・就任承諾書
・定款案
・会社概要
・事業計画書
・見積書
・売上計画
・事務所に関する資料(賃貸物件の案内の写し) - 出資金に関する資料(在款証明書及び為替レートの写し)
- 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計票が提出できない理由書
その他の資料
- 申請書類について
プロの視点でチェック
経営管理ビザ申請のポイント
- 特になし
- 事務所を住居としても使用している
- 出資金が自分で貯蓄したものではない
- 会社管理経験・会社経営経験がない
- 勤務予定の会社に他の外国人がいる
- 過去に日本国内で法律違反がある
- 過去に海外での法律違反がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去にビザ申請が不許可になっている
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- その他
先生の解説
過去のビザ申請で嘘の記載がある
今回の申請にあたり、過去に申請人が技⼈国ビザを申請した際の履歴書と今回の申請で提出した履歴所の経歴に齟齬(⼊退社⽇の齟齬)があるため齟齬について説明するようにとの資料提出通知書が届きました。申請人の方に詳しく伺ったところ、過去に申請人が技⼈国ビザを申請した際の履歴書は記憶を元に作成したものであり、今回提出した履歴書は集めた資料を元に作成した正確な履歴書であるため、今回提出した履歴書が正確な履歴書であると回答を頂いたため、その旨を改めて説明しております。
先生のコメント

担当者
過去に申請人が何らかのビザを申請している場合は、必ず過去の資料との整合性があったものを提出しましょう。
関連リンク
ページ番号:S-00004838