静岡県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
インドで暮らしているインド人夫との結婚手続きが日本とインドで完了し、日本で一緒に暮らしたいため、インド人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様がインド旅行中に現地ガイドであるご主人と出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。出会ってから結婚までの交際期間も4年以上あり、その間に奥様が何度もインドへ渡航されていることから、夫婦関係に関しては心配ありませんでしたが、奥様が個人事業主で収入が少なく、さらに追加の身元保証人になって頂いた奥様の母親も年金収入のみという収入面に不安が残る中での申請でした。
担当者
いくら夫婦仲が円満でも、収入面が安定していなければ結婚ビザを取得することはできません!
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2015年9月
日本人妻がインド旅行中に現地ガイドをしていたインド人夫と出会う
交際を始めた年月
2016年7月
結婚した年月
インド:2019年11月
日本:2019年12月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2020年1月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 平成30年分の所得税及び復興特別所得税の申告内容確認票Bの写し
- 市民税・県民税課税(所得)証明書
- 平成31,30年分納税証明書
- 残高証明書
- 残高証明書(外貨取引用)
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義母:***)に関する資料
- 身元保証書
- 市民税・県民税課税(所得)証明書
- 平成31,30年分納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 在留資格認定証明書交付申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦の収入が少ない
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合は、日本人妻が個人事業主として働いているものの収入に不安が残ることから、日本人妻の母に身元保証人となってもらっています。ただ、日本人妻の母も高齢で年金収入のみだったため、日本人妻と日本人妻の母の残高証明書を添付し、さらに日本人妻の実家で暮らすことで生活費を節約できることをアピールしています。
先生のコメント
担当者
個人事業主の方の場合、事業収入は大きいものの所得税対策として経費を増やして事業所得を少なくされている方がいますが、結婚ビザ申請では事業所得を収入として見られるので要注意です!
関連リンク
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