インドネシアにお住まいのご夫婦から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
インドネシア駐在中に出会ったインドネシア人妻と結婚しンドネシアで暮らしているが、駐在期間が終わり日本へ帰国することになったため、インドネシア人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、ご夫婦ともにインドネシアで暮らされているため、日本にいるご主人のご家族が申請代理人及び身元保証人として協力してくれています。海外駐在中という点以外では、ご主人は日本へ帰国した後本社にて勤務を行う予定であり、夫婦関係という面においても、生活の安定性という面においても全く問題のないお手続きでした。
海外駐在で現地の方と出会い結婚され、現地で暮らされる方は非常に多いです!その後、海外駐在が終わり、日本へ一緒に帰国するというのもお決まりのパターンですね。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2018年9月
日本人夫が日本駐在中にジャカルタにある映画館にてインドネシア人妻と出会う
2018年11月
インドネシア:2019年3月
日本:2019年4月
2020年7月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 在日親族及び同居者の別紙
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書(夫の分)
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
日本側追加身元保証人(義父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 戸籍謄本
- 住民票
- 在職証明書
- 令和2年度市民税・府民税証明書
- 令和元年度納税証明書
- 令和2年度納税証明書
- 残高証明書についての補足説明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
夫婦ともに海外在住
夫婦ともに海外在住の場合、ご夫婦がインドネシアにいるため日本で結婚ビザ申請をすることができないという問題があります。今回の場合は、日本で暮らしているご主人の父親に協力してもらうことで結婚ビザ申請が可能になりました。
出会ってから結婚までの期間が1年以下
交際を始めてから1年以内に結婚しているスピード結婚の場合は、偽装結婚を疑われる恐れがある問題と、ご夫婦の交流や関係性を証明することが難しいという問題があります。今回の場合は、結婚してからさらに1年以上経過しており、結婚後の夫婦関係も良好なことから、ビザ申請する上では問題ないと判断しています。
先生のコメント
海外駐在終了後に夫婦で帰国を予定している場合、出入国在留管理局での在留資格認定証明書交付申請の審査に約1か月~3か月、その後の在外公館における査証申請に長ければ約1か月かかることを覚えておいてください。
関連リンク
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