ハンガリーにお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ハンガリー人夫と約10年前に結婚し海外で暮らしていたが、新型コロナウイルスの影響を受け日本への移住を決意したため、ハンガリー人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様がハンガリー留学中に参加した演奏会で知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。結婚期間も10年以上あり、年収と貯金額も十分な金額があったため、日本で暮らすお父様に協力していただきスムーズにお手続きを進めることができました。
担当者
仕事に関しては、夫婦二人とも音楽講師をされているため、今後はオンラインレッスンに切り替えて仕事を続けられるとのことでした。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2004年5月
日本人妻がハンガリー留学中に参加した演奏会でハンガリー人夫と知り合う
交際を始めた年月
2009年5月
結婚した年月
ハンガリー:2010年5月
日本:2010年6月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2021年3月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 婚姻届及び日本語訳文
- 身元保証書
- 残高証明書及び日本語訳文の写し
- 夫婦の写真(家族写真)
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 令和2 年度 課税(非課税)所得証明書
- 令和2年度 納税証明書
- 令和元年度 納税証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦ともに海外在住
基本的に結婚ビザ申請をする場合、日本に住んでいる日本人の夫・妻が申請代理人として、結婚ビザの申請をしますが、日本人の夫・妻が日本にいない場合は日本で暮らす本人の親族の申請代理人になれます。親族の範囲は民法725条に規定されており、6親等内の血族、配偶者、三親等内の姻族が該当します。今回は、日本に住んでいる日本人妻の父に協力していただき、入管へ書類を提出してもらいました。
先生のコメント
担当者
今回のご夫婦のように、海外で暮らしているご夫婦が日本へ移住する場合、日本へ帰国してからも安定した生活を送れることが証明できれば、許可はおります!
関連リンク
ページ番号:S-00001437