和歌山県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
スペインで暮らしているスペイン人夫との結婚手続きが日本とスペインで完了し、これから日本で一緒に暮らすため、スペイン人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、言語交換アプリを通じて知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。交際期間も3年以上あり、両家への結婚の挨拶を済ませているなど、夫婦関係が良好であることが窺えます。また、今回の申請にあたり、身元保証人である奥様が無職のため、奥様の父親に追加の身元保証人となってもらっております。
担当者
このご夫婦は、ご主人がリモート勤務を利用して現在の会社で引き続き働けることになったため、今後はご主人の収入で生活をしていく予定とのことです。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2017年3月
言語交換アプリを通じて日本人妻とスペイン人夫が知り合う
交際を始めた年月
2017年6月
結婚した年月
スペイン:2019年6月
日本:2019年7月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2019年7月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 雇用証明書及び日本語訳文(夫の分)
- 雇用契約書及び日本語訳文(夫の分)
- 残高情報(夫の分)
- 身元保証書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 在任証明書
- 所得税及び復興特別所得税の申告書Bの写し
- 町民税・県民税 課税証明書
- 納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
その他(追加の身元保証人について)
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。結婚ビザ申請をする上で、日本人もしくは外国人配偶者に安定した収入があれば許可はおりますが、日本人が無職の場合、追加の身元保証人を付ける方がより審査に有利になると考えられます。
先生のコメント
担当者
今回の場合、追加の身元保証人がいなくても十分許可が下りていたとは思いますが、その分、ご主人の職業や勤務先に関するより詳細な説明を求められる場合があります。
関連リンク
ページ番号:S-00002311