北海道にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ベトナムで暮らしているベトナム人妻との結婚手続きが日本とベトナムで完了しそのまま日本で一緒に暮らすため、ベトナム人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様が技能実習ビザで来日中に出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。両家への結婚の挨拶を済ませ、これから日本側とベトナム側での結婚式も予定しているなど夫婦関係に問題はなく、ご主人に安定した収入もあり、結婚ビザ申請のお手続きをスムーズに進めることができました。
担当者
技能実習ビザで来日していた妻が職場に派遣されてきて出会ったご夫婦からのご依頼はよくいただきますが、今回は技能実習ビザで来日中にマッチングアプリで出会われたご夫婦からの依頼です。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2017年6月
ベトナム人妻が技能実習ビザで来日中にマッチングアプリを通して日本人夫と知り合う
交際を始めた年月
2017年8月
結婚した年月
ベトナム:2019年9月
日本:2019年10月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2019年10月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 職歴証明書
- 平成31年度 市・道民税所得(課税)証明書
- 平成30年度 納税証明書
- 平成31年度 納税証明書
- 残高証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 返信用封筒
- 在留資格認定証明書交付申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
技能実習ビザで外国人配偶者が来日していた場合、帰国してすぐの申請は「日本で技術や知識を身に付け、母国で生かしてもらう」という外国人技能実習制度の本来の趣旨から外れていることから審査が厳しくなる傾向にあります。そのため、結婚ビザ申請をするならば、帰国してから半年以上は期間を開けるようにしましょう。
先生のコメント
担当者
最近、マッチングアプリで出会われてご結婚されている夫婦が増えていますね!マッチングアプリで出会われている場合、最初の頃からの夫婦のやり取りを記録しておいていただけると非常に助かります。
関連リンク
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