東京都にお住まいの韓国人女性から帰化申請のご依頼を受けました。
日本で生まれ、約30年間日本で暮らしてきた方であり、約5年前に日本人男性と結婚しお子様が生まれたこともあり、お子様のためにも帰化申請をされたいとご希望されていたためご依頼を頂きました。
この方は、ご主人とお子様の家族3人で暮されております。今回の帰化申請にあたり、ご本人・ご主人が会社員ということもあり、ほぼ必要最低限の書類で帰化申請を行うことができました。
担当者
ご本人・同居している家族が会社員の場合は職業を証明する資料が「給与明細書」と「給与所得の源泉徴収票」のみで済みます！
注意
個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。
帰化申請の内容
帰化申請までの経緯
出生
1991年2月
日本で出生
家族構成
本人、夫、子、父、母、妹、妹（※帰化している家族なし）
本人、夫、子の3人世帯
国籍および在留資格
韓国（特別永住者）
職業
会社員
帰化許可申請
2020年6月
帰化申請の申請書類一覧表
本国の資料
- 基本証明書
- 家族関係証明書（本人、父、母）
- 婚姻関係証明書（本人、父、母）
- 入養関係証明書
- 親入養関係証明書
- 除籍謄本
- 上記韓国書類の日本語訳文
日本の資料
- 身分関係図
- 帰化許可申請書
- 親族の概要
- 履歴書（その1）
- 履歴書（その2）
- 生計の概要（その1）
- 生計の概要（その2）
- 居宅・勤務地付近の略図等
- 特別永住者証明書の写し
- パスポートの写し
- 出生届記載事項証明書（本人、妹、妹）
- 婚姻届記載事項証明書（父母）
- 戸籍謄本（夫）
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について（原票）
- 給与明細
- 支給明細書（夫）
- 給与所得の源泉徴収票（本人、夫）
- 特別区民税・都民税 非課税証明書
- 特別区民税・都民税 課税（所得）証明書（夫）
- 特別区民税・都民税 納税証明書（夫）
- 住宅賃貸借契約書の写し
- 児童手当・特例給付 現況認定兼支払通知書
プロの視点でチェック
帰化申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 過去に自己破産している
- 多額の借金がある
- 交通違反がある
- 交通違反以外の法律違反がある
- 書類が取得できない
- 過去の自分の情報を忘れている
- 海外渡航期間が長い
- 経営者（会社役員）・自営業者である
- 帰化申請者本人が高齢である
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 日本語能力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
過去の帰化申請では求められていませんでしたが、現在は「住民票除票」や「戸籍の附票」さらに「健康保険証（被保険者証）のコピー」などを追加で求められるケースが多いです。
先生のコメント
担当者
帰化申請に必要な書類は都道府県によっても異なりますので、詳しくはお近くの法務局で確認してくださいね！
関連リンク
ページ番号：K-0138
