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特別永住者の50代韓国人男性の帰化申請

 帰化申請事例 No.4

千葉県にお住まいの韓国人男性から帰化申請のご依頼を受けました。

日本で生まれ、約50年間日本で暮らしてきた方であり、以前から帰化申請をしたいと考えていたが仕事が忙しくてなかなか機会に恵まれないでいたが、ようやく仕事も落ち着いたため帰化申請をしたいという事例です。

この方は、現在一人暮らしをしている独身男性であり、会社員として働いておられます。また、パスポートを持たれていないため、今回の帰化申請にあたり韓国の書類が取得できるかどうかが問題でしたが、無事に取得できたためスムーズにお手続きを進めることができました。

担当者
担当者

韓国人の特別永住者(在日韓国人)の方の中には韓国の書類が見つからない方もいるため、毎回ドキドキしながら大韓民国総領事館へ韓国の書類を申請しています。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

帰化申請の内容

帰化申請までの経緯

出生

1970年2月

神奈川県で出生

家族構成

本人、父、母、兄(※帰化している家族なし)

本人のみの1人世帯

国籍および在留資格

韓国(特別永住者)

職業

会社員

帰化許可申請

2022年8月

帰化申請の申請書類一覧表

本国の資料

  • 基本証明書(本人、父)
  • 家族関係証明書(本人、父、母)
  • 婚姻関係証明書(本人、父、母)
  • 入養関係証明書(本人)
  • 親養子入養関係証明書(本人)
  • 除籍謄本
  • 上記韓国書類の日本語訳文

日本の資料

  • 身分関係図
  • 帰化許可申請書
  • 親族の概要
  • 履歴書(その1)
  • 履歴書(その2)
  • 生計の概要(その1)
  • 生計の概要(その2)
  • 居宅・勤務地付近の略図等
  • 保有個人情報の開示をする旨の決定について(原票)
  • 出生届(本人、姉)
  • 婚姻届(父母)
  • 死亡届(父)
  • 住民票
  • 住民票除票
  • 給与支給明細書
  • 給与所得の源泉徴収票
  • 納税証明書
  • 所得課税証明書
  • お支払明細書
  • 償還予定表
  • 運転記録証明書
  • 登記簿謄本(土地)
  • 登記簿謄本(建物)
  • 固定資産評価証明書
  • 運転免許証の写し
  • 特別永住者証明書の写し

プロの視点でチェック

帰化申請のポイント

  • 特になし
  • 年金保険料の遅延・滞納
  • 年金免除期間がある
  • 健康保険料の遅延・滞納
  • 住民税の遅延・滞納
  • 年収に不安がある
  • 過去に自己破産している
  • 多額の借金がある
  • 交通違反がある
  • 交通違反以外の法律違反がある
  • 書類が取得できない
  • 過去の自分の情報を忘れている
  • 海外渡航期間が長い
  • 経営者(会社役員)・自営業者である
  • 帰化申請者本人が高齢である
  • 在留資格と活動内容が一致していない
  • 居住要件に不安がある
  • 就労要件に不安がある
  • 日本語能力に不安がある
  • その他
先生の解説

交通違反がある

帰化申請の際、運転免許を所持している方は直近5年間の交通違反歴を運転記録証明書で確認されます。直近5年間で免許停止や免許取消処分になっている場合は、帰化申請を待たなければいけないことも…。今回の方の場合は、10年前に交通違反(スピード違反)を1回だけ起こしておりますが、10年前のことだったため、帰化申請に影響なしと判断して申請を進めました。

先生の解説

帰化申請者本人が高齢である

帰化申請の際、出生から現在までの引っ越し歴や学歴・職歴を履歴書を作成する必要があります。そのため、帰化申請をする年齢が高ければ高いほど、履歴書の作成に苦戦することになります。今回の方の場合は、引っ越し歴が20回ありましたが、きちんと引っ越しをするたびに役所に届出をされていたため「保有個人情報の開示をする旨の決定について(原票)」という書類に引っ越し歴が全て記載されていたため、スムーズに履歴書を作成することができました。

先生のコメント

担当者
担当者

引っ越しをした際は必ず転出届・転居届を提出しましょう!

関連リンク

帰化申請に関する情報はこちら!

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