東京都にお住まいの韓国人女性から帰化申請のご依頼を受けました。
日本で生まれ、約40年間日本で暮らしてきた方であり、以前から帰化申請をしたいと考えていたが仕事が忙しくてなかなか機会に恵まれず、弟が帰化申請したことをきっかけに本人も帰化申請をされたいということでご依頼を頂きました。
この方は、現在一人暮らしをしている独身女性であり、薬剤師として働いておられます。そのため、必要な書類等も最小限で済みました。

担当者
この方の場合は弟様が帰化済であり、弟様の帰化申請のご協力も弊所でしております!
帰化申請の内容
帰化申請までの経緯
出生
1979年4月
日本で出生
家族構成
本人、父、母、弟(※弟が帰化済)
本人のみの1人世帯
国籍および在留資格
韓国(特別永住者)
職業
薬剤師
帰化許可申請
2016年2月
帰化申請の申請書類一覧表
本国の資料
- 基本証明書(本人)
- 家族関係証明書(本人、父、母)
- 婚姻関係証明書(本人、父、母)
- 入養関係証明書(本人)
- 親養子入養関係証明書(本人)
- 除籍謄本
- 上記韓国書類の日本語訳文
日本の資料
- 身分関係図
- 帰化許可申請書
- 親族の概要
- 履歴書(その1)
- 履歴書(その2)
- 生計の概要(その1)
- 生計の概要(その2)
- 居宅・勤務地付近の略図等
- パスポート写し
- 出生届記載事項証明書
- 改製原戸籍
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について(原票)
- 住民票
- 給与明細
- 給与所得の源泉徴収票
- 特別区民税・都民税 納税証明書
- 特別区民税・都民税 課税証明書
- 運転免許証の写し
- 運転記録証明書
- 建物賃貸借契約書の写し
- 薬剤師免許証の写し
- 特別永住者証明書の写し
プロの視点でチェック
帰化申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 過去に自己破産している
- 多額の借金がある
- 交通違反がある
- 交通違反以外の法律違反がある
- 書類が取得できない
- 過去の自分の情報を忘れている
- 海外渡航期間が長い
- 経営者(会社役員)・自営業者である
- 帰化申請者本人が高齢である
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 日本語能力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
帰化申請では、免許・資格が必要な仕事に従事している場合、免許・資格を所持していることを証明する書類が必要になります。今回の方は、薬剤師として働かれているため薬剤師免許証の写しを添付しております。
先生のコメント

担当者
漢字検定やワープロ検定などの仕事と直接関わりのない資格の場合は、帰化申請の際に添付が必要ないとされています。
関連リンク
ページ番号:P-00000032