三重県にお住まいのフィリピン人男性から帰化申請のご依頼を受けました。
フィリピンで生まれ、小学校入学前に日本へ来日された方であり、約2年前に現在の会社に就職し、生活も安定したため帰化申請のご依頼を頂きました。
この方は、一人暮らしをしている独身男性であり、現在は会社員として働いておられます。また、以前から帰化申請のご相談を頂いていましたが、現在の会社に就職してすぐということもあり、約1年ほど待っていただいてからの帰化申請となりました。
担当者
韓国人の特別永住者以外の外国人の場合は、アルバイトやパートであると就職してから帰化申請をするようにとすすめられることが多いです。
帰化申請の内容
帰化申請までの経緯
出生
1998年6月
フィリピンで出生
家族構成
本人、父、母、姉、妹(※帰化している家族なし)
本人のみの1人世帯
国籍および在留資格
フィリピン(永住者)
職業
会社員
帰化許可申請
2022年6月
帰化申請の申請書類一覧表
本国の資料
- 出生証明書(本人、姉)
- 婚姻証明書(父母)
- 上記フィリピン書類の日本語訳文
日本の資料
- 身分関係図
- 帰化の動機書
- 帰化許可申請書
- 親族の概要
- 履歴書(その1)
- 履歴書(その2)
- 生計の概要(その1)
- 生計の概要(その2)
- 居宅・勤務地付近の略図等
- パスポートの写し
- 住民票
- 住民票除票
- 出生届記載事項証明書(妹)
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について(原票)
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について(出入)
- 在勤及び給与証明
- 給与所得の源泉徴収票
- 納税証明書
- 所得課税証明書
- 市民税・県民税 非課税証明書
- 卒業証明書
- 運転免許証の写し
- 運転記録証明書
- 賃貸借契約書の写し
- 在留カードの写し
プロの視点でチェック
帰化申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 過去に自己破産している
- 多額の借金がある
- 交通違反がある
- 交通違反以外の法律違反がある
- 書類が取得できない
- 過去の自分の情報を忘れている
- 海外渡航期間が長い
- 経営者(会社役員)・自営業者である
- 帰化申請者本人が高齢である
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 日本語能力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
フィリピン人の方の場合、フィリピンの書類を用意していただいた際に、書類に誤字脱字があったり、そもそも母親の名前が違っていたりが発覚するなど何かとトラブルが多い印象を受けます。
先生のコメント
担当者
多少の誤字脱字はなんとかなるケースが多いですが、母親の名前が違っていたりすると帰化申請ができない可能性もありますのでご注意ください。
関連リンク
ページ番号:K-0119