配偶者ビザで疑われる赤信号10選|事前に潰す対策と説明例
配偶者ビザが不許可になる原因の多くは、「婚姻の実体が疑われるポイント」にあります。
本ページでは、配偶者ビザ審査で赤信号となりやすい10のケースと、許可につなげる説明例を解説します。
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目次
はじめに
出入国在留管理庁(いわゆる入管)の配偶者ビザ審査で、特に慎重に見られるのが「婚姻の実体」です。
そのため、審査では、
- 出会いから結婚までの経緯
- 交際状況
- 現在の夫婦関係
などを総合的に確認されます。場合によっては、
- 紹介者の詳細説明
- 追加の写真や資料
- 別居中のやりとりの提出
を求められることもあります。そこで本記事では、実務上よく疑われるポイント10選と、その事前対策・説明例をまとめました。
※あくまで参考例です。個別事情により対応は異なります。
配偶者ビザで疑われる赤信号10選
1.結婚してから配偶者ビザ申請まで別居
- 疑われる理由:
実体のない婚姻ではないかと疑われる - 対策:
可能であれば同居開始。難しい場合は別居理由を具体的に説明し、連絡履歴・送金記録・家族の陳述書を添付 - 説明例:
現在、私は実家に居住しておりますが、就職に伴い夫と同居を開始する予定です。本件については私の両親とも十分に話し合いを行っており、両親の理解も得ております。別居期間中も毎日連絡を取り合い、定期的に面会しておりました。両親からの一筆も添付しておりますのでご確認ください。
2.結婚してから申請まで時間が空いている
- 疑われる理由:
なぜすぐ申請しなかったのか不自然 - 対策:
就労状況・経済準備・同居準備など合理的理由を説明 - 説明例:
当時は就労先の契約期間中であり、契約満了後に同居を開始する予定であったため、申請時期を調整しておりました。生活基盤を整えたうえで申請することが望ましいと判断し、この時期となりました。
3.交際期間がほとんどない
- 疑われる理由:
偽装結婚の可能性 - 対策:
出会いから結婚までの経緯を時系列で丁寧に整理 - 説明例:
留学先で出会い、自然な流れで毎日のように一緒に過ごすようになりました。明確に交際を申し込む形ではありませんでしたが、互いに将来を考える関係となり、正式にプロポーズを受け結婚に至りました。短期間ではありますが、濃い時間を共有してまいりました。
4.離婚してから再婚までが早い
- 疑われる理由:
在留目的の再婚ではないか - 対策:
前婚の破綻経緯と現在配偶者との関係形成過程を説明 - 説明例:
前婚は長期間別居状態が続き、実質的に婚姻関係は破綻しておりました。その期間中、現在の配偶者が精神的な支えとなってくれました。正式に離婚が成立した後、改めて将来を見据えて婚姻いたしました。十分な信頼関係のもとでの再婚です。
5.難民認定申請後に配偶者ビザへ変更
- 疑われる理由:
在留継続目的の結婚ではないか - 対策:
交際開始時期・関係の真実性を明確に説明 - 説明例:
日本入国後、現在の職場で配偶者と出会いました。自身の在留状況や難民申請中であることもすべて伝えたうえで交際が始まりました。その状況を理解し受け入れてくれた存在であり、将来を共にしたいと考え婚姻いたしました。
6.外国人専門の結婚相談所で出会った
- 疑われる理由:
仲介型の偽装結婚ではないか - 対策:
相談所の仕組みと交際実態を説明 - 説明例:
相談所で紹介を受けた後、本人同士で約半年間交際いたしました。複数回面会を重ね、双方の家族にも紹介しております。結婚は本人同士の意思によるものです。
7.紹介者をよく知らない
- 疑われる理由:
作られた紹介関係ではないか - 対策:
紹介者との関係を正直かつ具体的に説明(無理に「親しい関係」と装わない) - 説明例:
紹介者は私の元職場の同僚で、同じ国籍ということもあり会話をする関係でした。退職後は連絡を取っておらず、現在は連絡先も存じません。当時の経緯については事実のとおり記載しております。
8.翻訳機なしでは会話できない
- 疑われる理由:
実体的な夫婦関係があるのか - 対策:
共通言語・学習状況を説明(翻訳アプリは補助であることを明確に) - 説明例:
主に英語で日常会話を行っております。現在、日本語学習にも取り組んでおり、日常生活に支障はありません。翻訳アプリは補助的に使用しております。
9.家族に結婚を知らせていない
- 疑われる理由:
本気の婚姻か疑問 - 対策:
家族への報告状況を説明(いつ・どの手段で・反応はどうだったか) - 説明例:
母国の家族にはオンラインで結婚報告を行い、ビデオ通話で配偶者を紹介しております。家族からも祝福を受けております。
10.夫婦の写真がほとんどない
- 疑われる理由:
交際実体の証拠不足 - 対策:
時系列で写真・履歴を整理(旅行、家族同席、イベント等も含める) - 説明例:
出会い当初から現在までの写真を日付順に整理し提出いたします。旅行や家族との写真も含め、交際の経過が分かる内容としています。
疑われやすい要素が複数ある場合は特に注意
ここまでご紹介した赤信号は、
- 1つだけで不許可につながる可能性があるもの
- 複数の事情が重なり、総合判断で疑義ありとされるもの
の両方があります。つまり重要なのは、疑われやすい事情が「重なるかどうか」です。
単体では問題にならないこともある
たとえば、
- 交際期間が短い
- 結婚後に一時的に別居している
- 写真が少ない
これらは、それぞれ単体であれば合理的説明ができれば問題にならないケースも多くあります。
しかし、重なると「不自然さ」が増す
問題になるのは、これらが複数重なる場合です。
例:
- 交際期間がほぼない
- 結婚後も別居
- 言葉が通じにくい
- 紹介者の詳細が不明
このように複数の要素が組み合わさると、「偶然」ではなく「計画的な在留目的の婚姻ではないか」という視点で見られやすくなります。なぜならば、入管審査は、一つの事情で判断するのではなく、全体を総合的に評価する仕組みだからです。
実務上の重要ポイント
疑われやすい事情が複数ある場合は、
- それぞれを個別に説明する
- 出会いから現在までを時系列で整理する
- 客観資料を通常より多く添付する
- 夫婦双方の説明に一貫性を持たせる
ことが極めて重要です。
本質は「事情」ではなく「説明」
不許可になる最大の原因は、事情があることではなく、説明が不足していることです。疑われやすい事情が重なる場合こそ、最初の申請段階でどこまで具体的に、誠実に説明できるかが結果を左右します。
おさらい
配偶者ビザで疑われるポイントは、ほとんどが「婚姻の実体」に関わるものです。しかし、
- 事前に赤信号を把握する
- 理由を整理する
- 客観資料をそろえる
この3つを行えば、リスクは大きく下げられます。大切なのは、疑われてから説明するのではなく、最初から説明しておくことです。
まとめ
配偶者ビザの申請は、面接ではなく「書類だけ」で判断される審査です。だからこそ、同じ事実でも「どう書くか」次第で、入管に伝わる印象は大きく変わります。
事情がある場合、隠したり簡略化したりすることは、かえってリスクになります。重要なのは、入管が疑問に感じやすい点を先回りし、客観的・具体的に説明することです。
実務上、「内容は問題ないのに、説明不足で不許可になってしまった」というケースは決して少なくありません。
少しでも不安がある方は、申請前の段階で専門家に相談することで、無駄な再申請や時間のロスを防ぐことができます。
ご自身のケースで許可の可能性があるかどうか、まずは一度ご相談ください。
この記事の監修者
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka- 所属団体:日本行政書士会連合会、大阪府行政書士会
- 登録番号:第11261315号
- 登録資格:特定行政書士/申請取次行政書士
-
大阪出身。在留資格や帰化申請、化粧品・医薬部外品許可申請などを中心にサポート。依頼者との出会いを大切にし、「出会えてよかった」と思ってもらえる関係づくりを大事にしています
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