東京都にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
グアテマラで暮らしているグアテマラ人妻との結婚手続きが完了し、これから日本で一緒に暮らすため、グアテマラ人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、言語交換アプリで知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回のビザ申請にあたり、日本人であるご主人が海外留学から帰国してすぐということもあり、追加の身元保証人としてご主人のお母様に協力していただいております。
ご主人が海外留学から帰国してすぐということもあり、しばらくはご両親に援助を受けながら奥様が日本の暮らしに慣れるまでご実家で暮らされるそうです。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2018年3月
言語交換アプリを通じて日本人夫とグアテマラ人妻が知り合う
2018年6月
日本:2021年9月
グアテマラ:未手続
2021年10月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 海外側の結婚証明書に関する補足説明書
- 身元保証書
- 住民票
- 業務委託契約書の写し
- 市民税・都民税 非課税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義母:***)に関する資料
- 身元保証書
- 在職証明書
- 市民税・都民税 課税証明書
- 納税証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
両国の結婚証明書がない
結婚ビザ申請の場合は、提出書類として「日本人の方の戸籍謄本(全部事項証明書)」「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が求められています。今回の場合は、日本で結婚した後、グアテマラ国内でグアテマラ側の結婚手続きをしなければならないところでしたが、新型コロナウイルスの影響で渡航制限がかかり、グアテマラでの結婚手続きができないことから「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が提出できないため、その点をしっかり書面で伝えております
夫婦の収入が少ない
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合、日本人夫が海外留学から帰国してすぐであり、就職先は決まっていたものの、月収10万円という低い金額であることから、日本人夫の母親に追加の身元保証人として協力していただいております。
先生のコメント
「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」がない状態での結婚ビザ申請は特別な措置であり、グアテマラ入国の条件が緩和された現在では「グアテマラの結婚証明書」が必要になりますので、くれぐれもご注意ください!
関連リンク
ページ番号:S-00003904