愛知県にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
トルクメニスタンで暮らしているトルクメニスタン人妻との結婚手続きが完了し、これから日本で一緒に暮らすため、トルクメニスタン人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、ご主人がトルクメニスタン旅行中に訪れた現地の日本語学校で知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。交際期間も2年以上あり、両家への結婚の挨拶を直接済ませているなど、ビザ申請する上では大きな問題もなくスムーズにお手続きを進めることができました。

トルクメニスタンは、中央アジア南西部に位置し、北はウズベキスタン、東はアフガニスタン、南にイラン、そして西側はカスピ海と接している国であり、国土の約85ペーセントをカラクム砂漠が占めています。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2016年8月
日本人夫がトルクメニスタン旅行中に訪れた現地の日本語学校でトルクメニスタン人妻と知り合う
2016年9月
日本:2018年11月
トルクメニスタン:未手続
2018年11月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書に関する補足説明書
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 市民税・県民税 課税・所得証明書
- 納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
両国の結婚証明書がない
結婚ビザ申請の場合は、提出書類として「日本人の方の戸籍謄本(全部事項証明書)」「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が求められています。今回の場合は、日本側で先に結婚し、トルクメニスタン側でも結婚手続きをしようと駐日トルクメニスタン大使館に確認したところ、「日本で結婚手続きが済んでいるため、トルクメニスタンで結婚手続きをできない」との回答から、「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が提出できないため、その点をしっかり書面で伝えました。
先生のコメント

ちなみに、今回のお客様は愛知県にお住まいですが、地元の市区町村役場で婚姻届を提出しようとしたところ、トルクメニスタン人との国際結婚を取り扱ったことがなく受理までに時間がかかるとの回答があったため、東京都の新宿区役所で婚姻届を提出されています。
関連リンク
ページ番号:S-00003334