北海道にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
ウズベキスタンで暮らしているウズベキスタン人妻との結婚手続きが完了し、これから日本で一緒に暮らすため、ウズベキスタン人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、SNSアプリを通じて知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回の申請にあたり、SNSで出会った点と結婚までに1度しか会っていない点を心配されていましたが、交際期間が5年半以上あり、ほぼ毎日のように連絡を取られ膨大なSNS記録があったため、問題ないと判断し書類作成を進めさせていただきました。

担当者
国際結婚では結婚までに1度しか会っていないというご夫婦も結構いらっしゃいます!!
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2016年5月
SNSアプリを通じて日本人夫とウズベキスタン人妻が知り合う
交際を始めた年月
2017年8月
結婚した年月
日本:2020年1月
ウズベキスタン:未手続
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2022年4月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書に関する補足説明書
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 令和3年度 市・道民税 所得・課税証明書
- 令和2年度 納税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
両国の結婚証明書がない
結婚ビザ申請の場合は、提出書類として「日本人の方の戸籍謄本(全部事項証明書)」「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が求められています。今回の場合は、日本側で先に結婚し、ウズベキスタン側でも結婚手続きをしようと駐日ウズベキスタン共和国大使館に確認したところ、「日本で結婚手続きが済んでいるため、ウズベキスタンで結婚手続きをする必要がない」との回答から、「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が提出できないため、その点をしっかり書面で伝えました。
先生のコメント

担当者
申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書は本来必要な書類です。本当に、結婚手続きをする必要がないのか、よく調べてから申請をするようにしてください。
関連リンク
ページ番号:S-00002257