岡山県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
カナダで暮らしているカナダ人夫との結婚手続きが日本とカナダで完了し、これから日本で一緒に暮らすため、カナダ人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、奥様がカナダへワーキングホリデービザで滞在中にマッチングアプリを通して出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。結婚ビザ申請にあたり、ご主人が仕事を辞めて来日するご予定であり、奥様が就職活動中という状況でのご依頼でした。収入面に大きな不安があることから、奥様に追加の身元保証人になってくれるご家族がいないかヒアリングしたところ、同居されているお母様が追加の身元保証人になってくれ、お母様の年収が1,000万円以上、貯金額もほぼ同等の金額があったため申請に踏み切らせて頂きました。
担当者
今回はお母様の収入・貯金がとてもしっかりされていたので申請を進めさせていただきましたが、夫婦ともに無職の場合は貯金額がある程度ないと不許可になってしまう可能性が高いです。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2017年4月
日本人妻がワーキングホリデーでカナダ滞在中にマッチングアプリを通してカナダ人夫と出会う
交際を始めた年月
2017年8月
結婚した年月
カナダ:2019年5月
日本:2019年6月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2019年7月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(母:***)に関する資料
- 身元保証書
- 履歴事項全部証明書
- 平成30年度 市民税・県民税課税証明書
- 平成30年度 納税証明書
- 令和元年度 納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 在留資格認定証明書交付申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦の収入が少ない
夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合、日本人妻がカナダから帰国してすぐで無職だったため、日本人妻と同居している母親に追加の身元保証人として協力していただいております。
先生のコメント
担当者
結婚ビザではご夫婦が日本で安定した生活ができることが非常に重要なポイントです!
関連リンク
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