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約10年前に結婚したイギリス人の夫と日本で暮らすため結婚ビザを申請

結婚ビザ事例 No.86

愛知県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。

約10年前にイギリス人の夫と結婚し、イギリスで夫婦仲睦まじく暮らしていたが、生活環境の変化から日本で暮らしていくことになったため、イギリス人夫の結婚ビザを取得したいという事例です。

このご夫婦は、ご主人が日本に留学中に出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。結婚ビザ申請の問題点としては、奥様が帰国したばかりであり働き始めたばかりなので生活の安定性に不安がある点です。ただし、しばらくの間ご実家で暮らされることと、ご実家のお父様の収入がとてもしっかりされているため大きな問題にはならないと考えています。

担当者
担当者

今回の申請では、奥様が先に日本へ帰国しご主人を在留資格認定証明書交付申請で呼ぶという方法で申請を進めています。他にも、日本にいる親族に代わりに申請してもらい、結婚ビザを取得したうえで夫婦一緒に来日するという方法もあります。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

ご夫婦の結婚ビザ申請の内容

出会いから結婚ビザ申請までの経緯

2人の出会い

2007年4月

イギリス人夫が日本留学中に名古屋市内にある居酒屋で日本人妻と出会う

交際を始めた年月

2007年8月

結婚した年月

日本:2010年11月

イギリス:未手続

在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)

2020年9月

結婚ビザの申請書類一覧表

ご夫婦に関する資料

  • 在留資格認定証明書交付申請書
  • 質問書
  • 申請理由書
  • パスポートの写し
  • 戸籍謄本
  • 結婚証明書に関する補足説明書
  • 身元保証書
  • 住民票
  • 在職証明書
  • 課税証明書及び納税証明書に関する補足説明書
  • 支給明細書の写し(令和元年XX月分)
  • 残高証明書
  • 夫婦の写真
  • 夫婦のチャット履歴

追加身元保証人(義父:***)に関する資料

  • 身元保証書
  • 令和元年度 市民税・県民税証明書
  • 令和元年度 納税証明書
  • 在職証明書
  • 残高証明書

その他の資料

  • 返信用封筒
  • 在留資格認定証明書交付申請書類について

プロの視点でチェック

結婚ビザ申請のポイント

  • 特になし
  • 両国の結婚証明書がない
  • 夫婦ともに海外在住
  • 出会ってから結婚までの期間が1年以下
  • ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
  • 20歳以上年齢差がある
  • 離婚歴に不安要素がある
  • 出会い方に不安要素がある
  • 夫婦の収入が少ない
  • お互いの家族が結婚のことを知らない
  • 夫婦が日本で別居
  • 2人だけでコミニュケーションが取れない
  • 法律違反あり
  • 過去のビザ申請で嘘の記載がある
  • 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
  • その他
先生の解説

両国の結婚証明書がない

結婚ビザ申請の場合は、提出書類として「日本人の方の戸籍謄本(全部事項証明書)」「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が求められています。今回の場合は、日本側で先に結婚し、イギリス側でも結婚手続きをしようと駐日英国大使館に確認したところ、「日本で結婚手続きが済んでいるため、英国で結婚手続きをできない」との回答から、「申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書」が提出できないため、その点をしっかり書面で伝えました。

先生の解説

夫婦の収入が少ない

夫婦の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合は、日本人妻が就職したばかりということで収入に不安が残ることから、日本人妻の父に身元保証人となってもらっています。

先生のコメント

担当者
担当者

結婚ビザ申請では、日本で夫婦が安定した暮らし送れる収入を証明する事がとても重要です!

関連リンク

結婚ビザに関する情報はこちら!

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