兵庫県にお住まいの日本人男性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。
直近までロシア人妻と共にC国で暮らしていたが、夫婦で話し合った結果、日本で暮らすことになったため、ロシア人妻の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、SNSサイトを通して出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。このご夫婦の結婚ビザ申請で問題点を挙げるならば「ご主人が日本に帰国したばかりで生活の安定性に不安がある」といった点になります。そのため、今回はご主人の家族に追加の身元保証人として協力してもらうことでうまく乗り切りました。

担当者
どれだけ夫婦仲が良くても、生活の安定性に不安要素があれば不許可になることはあります!
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2014年5月
日本人夫とロシア人妻がSNSサイトを通じて知り合う
交際を始めた年月
2016年12月
結婚した年月
日本:2018年12月
ロシア:2019年1月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2021年1月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 身元保証書
- 住民票
- 令和2年度課税証明書に関する補足説明書
- 労働条件通知書(兼)就業条件明示書の写し
- 収入見込計算表
- 所得証明書
- 納税証明書
- 残高証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(義母:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 所得証明書2通
- 納税証明書2通
- 残高証明書
- 外貨預金残高証明書
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦の収入が少ない
今回の申請では、日本人夫が直近まで中国で暮らしており、派遣社員として就職したばかりということだったので、日本人夫の母親に追加身元保証人として協力していただいています。また、就職したばかりということもあり、日本人夫の収入を証明する資料として労働条件通知書(兼)就業条件明示書の写しと収入見込計算表を添付しています。
先生のコメント

担当者
今回は、就職したばかりという状況だったため、労働条件通知書(兼)就業条件明示書の写しと収入見込計算表を添付していますが、給与明細書をすでにもらっているのであれば給与明細書を添付した方が良いでしょう
関連リンク
ページ番号:S-00000769