北海道にお住まいの台湾人女性から帰化申請のご依頼を受けました。
台湾で生まれ、約5年前に仕事のため来日された方であり、以前から日本国籍を取得されたいと考えられており帰化申請の条件をクリアされ、仕事も安定されたため帰化申請のご依頼を頂きました。
この方は、一人暮らしをしている独身女性であり、現在は会社員として働いておられます。また、独身で一人暮らしであったためとてもスムーズにお手続きを進めることができました。
担当者
独身で一人暮らしの場合、帰化申請の際にご本人の書類だけを集めればいいので、自分のペースで帰化申請をすることができます。
帰化申請の内容
帰化申請までの経緯
出生
1992年4月
台湾で出生
家族構成
本人、父、母(※父母は台湾在住)
本人のみの1人世帯
国籍および在留資格
台湾(技術人文知識国際業務・5年)
職業
会社員
帰化許可申請
2022年3月
帰化申請の申請書類一覧表
本国の資料
- 戸籍謄本(部分事項証明)(本人、父、)
- 戸籍謄本(一世代全部事項証明)(父、家族、)
- 上記台湾書類の日本語訳文
日本の資料
- 身分関係図
- 帰化許可申請書
- 親族の概要(居住地区分/日本)
- 親族の概要(居住地区分/海外)
- 履歴書(その1)
- 履歴書(その2)
- 生計の概要(その1)
- 生計の概要(その2)
- 居宅・勤務地付近の略図等
- 帰化の動機書
- 保有個人情報の開示をする旨の決定について(出入)
- パスポートの写し
- 住民票
- 住民票除票
- 在勤及び給与証明
- 給与所得の源泉徴収票
- 所得(市・道民税)証明書
- 納税証明書
- 国立○○大学学士学位証書
- 日本語能力試験認定結果及び成績に関する証明書
- 健康保険被保険者証
- 運転免許証の写し
- 運転記録証明書
- 取引残高報告書
- 預金通帳の写し
- 在留カードの写し
プロの視点でチェック
帰化申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 過去に自己破産している
- 多額の借金がある
- 交通違反がある
- 交通違反以外の法律違反がある
- 書類が取得できない
- 過去の自分の情報を忘れている
- 海外渡航期間が長い
- 経営者(会社役員)・自営業者である
- 帰化申請者本人が高齢である
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 日本語能力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
台湾人の方が帰化申請をする場合は、台湾の戸籍謄本が必要となります。台湾の戸籍謄本は台湾にいるご家族に代理取得してもらうことができます。
先生のコメント
担当者
配偶者や家族と一緒に暮らしている場合は、配偶者や家族の書類も集めなければならないので、できれば独身のうちに帰化申請をしてしまうのが良いでしょう。
関連リンク
ページ番号:S-00003780