ブータン人との国際結婚手続きと配偶者ビザ申請
日本人とブータン人が国際結婚して日本で夫婦一緒に暮らすためには配偶者ビザが必要です。
ブータン人と結婚しただけでは配偶者ビザは取得できず、夫婦ともに真実の結婚であり日本で安定した生活ができることを証明する必要書類を用意しなければなりません。
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日本で暮らしているブータン人は436人います(2026年4月調査)。この10年間で在日ブータン人の人数は5倍以上に増加しています。436人と少ないですが、5倍以上の増加はすごいです。配偶者ビザを持つブータン人は直近で25人となっています。
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目次
ブータン人との国際結婚&配偶者ビザ申請で知っておくべき情報
ブータン人と結婚して配偶者ビザ申請をする日本人が知っておくべき情報です!
- 配偶者ビザ申請では、日本とブータン両国の結婚証明書が必要です
- 日本人とブータン人の双方または一方に安定した収入があることが必要です
- ブータン人に法律違反や犯罪歴がないか日本人がしっかり確認すること
- ブータン人の婚姻適齢は男女ともに18歳です
- 離婚歴があるブータン人男性が再婚するには裁判所の面前で前妻の同意が必要です
- ブータン人の再婚は、前配偶者の死亡日から1年経過するまで出来ません
- ブータンで婚姻するには、裁判所から婚姻証明書を取得しなければなりません
- 日本人とブータン人のご夫婦が子をブータンで出産した場合、子は日本国籍を取得するので日本国籍留保手続きは不要です
- ブータンは、両親が共にブータン国籍である場合に限り、子は出生によりブータン国籍を取得します
- ブータンは、ハーグ条約の締結国ではないのでアポスティーユは使用できません
- 日本の市区町村役場で婚姻届を提出した後に、夫婦一緒にブータンへ行き裁判所で婚姻報告の手続きをします
ブータン人の配偶者ビザ申請について
日本人とブータン人が両国で結婚した後に配偶者ビザ申請ができます。現在、ブータン人がブータンで暮らしている場合は在留資格認定証明書交付申請を行い、ブータン人が既に日本で暮らしている場合は今お持ちの在留資格から配偶者ビザに切り替えるために在留資格変更許可申請を行います。
ブータン人と日本で結婚するには【日本方式の婚姻】
婚姻手続きの流れ(日本で結婚→ブータンで結婚)
- ブータン人の婚姻要件具備証明書(独身証明書)を取得する
- 日本人がブータン人婚約者を短期滞在ビザで日本に招へいする(※ブータン人婚約者が既に日本で暮らしている場合はこの手続きを省略できます)
- 日本の市区町村役場で婚姻届を提出する
- ブータンへ夫婦一緒に行って婚姻報告の手続きをする
日本人がブータン人婚約者を短期滞在ビザで日本に招へいする
ブータン人婚約者と日本で結婚するために、日本人が招へい人となり短期滞在ビザ申請をします。最長の90日のビザが取得できると、ブータン人婚約者が日本に滞在している間に短期滞在ビザから配偶者ビザに変更できる可能性があります。
ブータンで婚姻報告手続きについて
日本で結婚後にブータンで婚姻報告手続きをする場合、夫婦一緒にブータンへ行き裁判所で手続きをする必要があります。ただし、いつでも手続きできる訳ではなく日が決まっています。そのため、なかなかブータン側の婚姻報告手続きができないご夫婦もいます。
ブータンで婚姻報告手続きがなかなかできない場合、日本の結婚のみで配偶者ビザ申請を行うケースもあります。
ブータン人の配偶者ビザ申請
ブータン人の配偶者ビザを取得するには!
- ご夫婦ともに偽装結婚ではなく真実の結婚であることが審査官に伝わるように意識して書類を丁寧に準備すること
- 収入に不安がある場合や納税に不安がある場合、対策を必ずとって審査官に生活の安定性をアピールすること
- 過去に法律違反が犯罪歴がある場合は、隠さず全て正直に伝えて再発しないように対策を講じること
- SNS履歴・通話履歴・送金履歴・夫婦の写真・家族写真は、最重要書類であり絶対に手を抜かないこと
- 任意書類である理由書は必ず作成し、ご夫婦にとって必要なことを記載して最後のお願いも併せてすること
配偶者ビザ申請は、日本人とブータン人お二人のそれぞれの情報を記入します。審査官は書類の整合性や正当性を確認し、配偶者ビザの要件を満たしているか申請書類から判断しています。ちょっとしたミスで不許可になるのが配偶者ビザ申請なので細部にまでこだわって申請書類を準備することが重要です。
また、日本人またはブータン人に何かしら問題や不安点がある場合は、嘘をついたり隠したりすることは最悪です。日本の配偶者ビザ申請は、むしろ正直に全てを開示するご夫婦を求めているということを知っておいてください。
配偶者ビザ申請をした日本人とブータン人夫婦の特徴
ご依頼いただいた日本人とブータン人夫婦の配偶者ビザの申請書類を見返した結果、日本人女性とブータン人男性のご夫婦が多いです。日本で結婚してブータンの結婚ができない状態で配偶者ビザ申請をしており、後日ブータンで結婚手続きをすることを誓約書として提出しています。
私個人の意見ですが、ブータンの結婚手続きはルールが厳しいのでなかなか手続きできないご夫婦が多い印象を持っています。
日本で暮らすブータン人のデータと分析
配偶者ビザを持つブータン人は直近5年間で微増しています。在留資格では技術・人文知識・国際業務ビザで暮らしているブータン人が一番多く、介護ビザが3位というもの特徴です。年齢では20代30代が在日ブータン人全体の約87%を占めています。ブータン人は東京ではなく大阪で一番多く暮らしているのも特徴的です。(2026年4月調査)
【配偶者ビザを持つブータン人の推移】
| 2025 | 25人 |
|---|---|
| 2024 | 22人 |
| 2023 | 18人 |
| 2022 | 16人 |
| 2021 | 14人 |
【在日ブータン人の在留資格別上位5】
| 技術・人文知識・国際業務 | 163人 |
|---|---|
| 留学 | 61人 |
| 介護 | 54人 |
| 家族滞在 | 53人 |
| 特定技能 | 41人 |
【在日ブータン人の年齢層】
| 0~9歳 | 13人 |
|---|---|
| 10~19歳 | 6人 |
| 20~29歳 | 114人 |
| 30~39歳 | 266人 |
| 40~49歳 | 26人 |
| 50~59歳 | 7人 |
| 60歳以上 | 4人 |
【在日ブータン人の都道府県別上位5】
| 大阪府 | 56人 |
|---|---|
| 千葉県 | 50人 |
| 東京都 | 35人 |
| 福岡県 | 34人 |
| 栃木県 | 33人 |
よくある質問(FAQ)
ブータン人の配偶者ビザ申請は難しいですか?
日本の配偶者ビザ申請は、ブータン人だからということで審査が変わることはありません。配偶者ビザの取得要件をクリアしている必要書類を提出することができれば配偶者ビザを取得できるのでご安心ください。
過去に配偶者ビザ申請が不許可になったブータン人の再申請は難しいですか?
配偶者ビザが不許可になった理由が日本人の問題またはブータン人の問題だったのかに関わらず、現在は解消されていることが重要です。再申請は当然難しくなりますが、しっかり書類を準備すれば許可を取得できることも十分可能です。
日本にあるブータン大使館・総領事館はどこにありますか?
駐日ブータン王国大使館は日本にありません。
ブータンで先に結婚するブータン方式の婚姻手続きの方法は?
ブータンの法律に基づき結婚することになります。婚姻手続きを行うブータンの役所で詳細は確認する必要があります。
ブータンでの結婚手続きは?
ブータンで結婚手続きする際、日本語の書類は全てゾンカ語に翻訳する必要があります。また、夫婦揃って高等裁判所に行きブータンの慣習や伝統、歴史の理解を面談されます。この面談は、随時行われておらず実施日程が裁判所のウェブサイトで告知されます。
面談後に、それぞれの当事者が地方裁判所に必要書類をそろえて婚姻証明書の発行を求める申立て(petition)を行い、審問を経て認められれば裁判所が婚姻証明書を交付します。
まとめ(先生の一言)
私たちは、日本人とブータン人の国際結婚手続きと配偶者ビザ申請をサポートしています。具体的に言うと、国際結婚手続きは日本方式をサポートしており、ブータン人の短期滞在ビザから配偶者ビザ取得まで全てをサポートする体制が整っております。
配偶者ビザ申請は、夫婦が真実の結婚であることを証明していかなければなりません。これは、出会ってから結婚に至るまでの経緯が重要になり、審査官はあらゆる角度から偽装結婚を疑ってきます。また、日本で安定した暮らしが継続できるだけの収入や貯金があることや法令遵守なども審査項目に入っています。
ブータン人婚約者と結婚して日本で夫婦一緒に暮らすことを実現させるために、私たちは最大限の力を発揮しサポートすることをお約束します。弊所は2011年の創業からビザ申請を含む国際業務を専門にしている行政書士事務所で、日本トップクラスの実績と許可率を誇っています!
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この記事の監修者
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka- 所属団体:日本行政書士会連合会、大阪府行政書士会
- 登録番号:第11261315号
- 登録資格:特定行政書士/申請取次行政書士
-
大阪出身。在留資格や帰化申請、化粧品・医薬部外品許可申請などを中心にサポート。依頼者との出会いを大切にし、「出会えてよかった」と思ってもらえる関係づくりを大事にしています
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