宮崎県にある電気工事会社の方からベトナム人の家族滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
約1年前よりベトナム人のL氏を技術人文知識国際業務ビザで雇用しており、L氏から家族を日本に呼びたいという要望があったため、L氏の家族3名の家族滞在ビザを取得したいという事例です。
L氏ご夫婦は、大学の同級生として知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。すでに結婚期間が4年以上あり、お子様もいらっしゃるため、特に大きな問題もなく申請することが出来ました。
担当者
家族滞在ビザ申請に関しては、外国人の方からお問い合わせをいただく場合もありますが、勤務先の会社の方から従業員のご家族を呼びたいとお問い合わせをいただくことも多いです!
家族滞在ビザ申請の内容
家族滞在ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2013年9月
ベトナムにある大学の同級生として知り合う
結婚した年月
ベトナム:2018年10月
ビザ申請のきっかけ
夫が日本の企業に就職し先に来日していたが日本での生活に慣れたため家族滞在ビザを申請
在留資格認定証明書交付申請(家族滞在ビザ)
2022年11月
家族滞在ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書(3名分)
- パスポートの写し(3名分)
- 戸籍謄本
- 結婚証明書及び日本語訳文
- 出生届及び日本語訳文(2名分)
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- 家族の写真
- 夫婦のチャット履歴
扶養者(夫:***)に関する資料
- 在留カードの写し
- パスポートの写し
- 住民票
- 在職証明書
- 町民税所得課税証明書
- 滞納のない証明書
- 賃金台帳の写しと毎月の収支内訳に関する補足説明書
- 賃金台帳の写し
- 毎月の収支内訳
その他の資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
家族滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 法律違反がある
- 資格外活動違反がある
- 14日以内の届出をしていない
- 前回のビザ申請後に別の会社へ転職をしている
- ビザ申請をした仕事内容と別の仕事をしている
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去にビザ申請が不許可になっている
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- その他
先生の解説
その他(収入に関する補足説明書について)
家族滞在ビザ申請であっても、扶養者の収入が少ない場合、日本で安定した生活が送れないとして不許可になるという問題があります。今回の場合、ベトナム人夫が日本で働き始めたばかりのため、収入を証明する資料として賃金台帳の写しを提出しております。また、月収が約20万円と妻子3人を扶養するにしては心許ない金額のため、家族4人問題なく暮らしていけることの証明として毎月の収支内訳を添付しております。
先生のコメント
担当者
家族滞在ビザではご家族が日本で安定した生活ができることが非常に重要なポイントです!少しでも不安要素がある場合はしっかりと書面で伝えることを心がけましょう!このわずかな手間が審査に影響を及ぼすこともあります!
関連リンク
ページ番号:S-00003749