愛知県にお住まいの日本人男性から短期滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
タイ赴任中にコーヒーショップで出会ったタイ人の恋人を日本へ招待したいという内容です。
日本滞在の希望日数は90日間であり、日本滞在中は日本人男性の自宅で滞在されるとのことでした。今回の申請にあたり、日本人男性の収入も安定しており十分な貯金もあったため、安心してお手続きを進めることができました。
タイの方はIC旅券を所持している場合、15日間以内の滞在であればビザ申請が免除となっております。ただし、16日以上の滞在はビザ申請が必要です。
短期滞在ビザ申請の内容
出会いから短期滞在ビザ申請までの経緯
2017年5月
タイ赴任中にバンコク市内のコーヒーショップで出会う
複数回(タイ)
恋人
2022年10月
短期滞在ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- 写真(45mm×45mm)
- パスポート
- 質問票
- 住居登録証(タビアン・バーン)
- 職業を証明する書類に関する補足説明書
招へい人及び身元保証人に関する資料
- 招へい理由書
- 招へい経緯書
- 身元保証書
- 滞在予定表
- 戸籍謄本
- 住民票
- 在職証明書
- 給与証明書
- 残高証明書
関係性を証明する資料
- 招へい人とビザ申請人の写真
- 招へい人とビザ申請人のチャット履歴
その他の資料
- パスポートの写し
- 誓約事項
- 申請書類について
プロの視点でチェック
短期滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 招へい人と申請人の関係性に不安がある
- 招へい人が身元保証人になっていない
- 身元保証人が複数名いる
- 関係性を証明する資料が少ない
- 直接会ったことがない
- 90日間の滞在を希望している
- 申請人に法律違反がある
- 申請人に来日経験がない
- 出会い方に不安要素がある
- 日本で報酬を伴う活動をする疑義がある
- 前回来日してからすぐの申請である
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に短期滞在ビザ申請が不発給になっている
- その他
90日間の滞在を希望している
90日間の滞在を希望している場合、招へい人及び身元保証人の保証力が高いことや招へい人と申請人にしっかりとした関係があること、滞在目的が明確であることなどが求められます。今回の場合、結婚前提の同棲を考えているため、15日や30日ではなく90日間の滞在を希望しております。
申請人に来日経験がない
申請人に来日経験がない場合は、日本に初めて入国するということで審査が厳しくなるのは否めません。また、来日経験がない人間がいきなり90日の短期滞在ビザを申請してしまうと、不法滞在や就労目的での来日を疑われ、より審査が厳しくなる傾向がありますので、15日や30日で申請する方が経験上良いと思っております。
その他
今回の申請では、招へい人である日本人男性が直近までタイで暮らしており、日本に帰国したばかりで課税証明書が発行されないこともあり、収入を証明する資料として給与証明書を添付しております。
先生のコメント
今回は、日本人男性の家族への挨拶&結婚を見据えての同棲ということで、長期間の滞在をご希望されておりました。
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