アメリカ在住のご夫婦からご依頼を受けました。
妻の出産と産後の生活を考え、妻の地元である日本で暮らすために、アメリカ人の夫の結婚ビザを取得したいという事例です。
このご夫婦は、妻の母親が結婚に反対しているため、この度の申請では妻の父親に申請代理人となってもらっています。また、妻の母親が結婚に反対している状況を考慮し、ご夫婦の来日後の住居は、妻の実家ではなく、賃貸物件を探すことを予定しているという内容でお手続きを進めました。
担当者
海外から夫婦で日本に移住してくる場合、一旦、日本人の配偶者側のご実家で暮らされてから新しい住居を探されるご家族が多いです。
ご夫婦の結婚ビザ申請の内容
出会いから結婚ビザ申請までの経緯
2人の出会い
2015年6月
インターネットサイトを通じて知り合い、その後夫が短期滞在ビザで来日し直接会う
交際を始めた年月
2015年9月
結婚した年月
アメリカ:2018年9月
日本:2019年1月
在留資格認定証明書交付申請(結婚ビザ)
2021年5月
結婚ビザの申請書類一覧表
ご夫婦に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 質問書
- 在留資格認定証明書交付申請理由書
- パスポートの写し
- 戸籍謄本
- 結婚許可証及び日本語訳文
- 申請人の仕事に関する補足説明書
- 仕事に関する資料
- 身元保証書
- 住民税証明書に関する補足説明書
- 住民税証明書
- 夫婦の写真
- 夫婦のチャット履歴
追加身元保証人(父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 住民税証明書
- 令和2年度納税証明書
- 平成31年度納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 妊娠の資料に関する補足説明書
- 妊娠に関する資料
- 返信用封筒
- 申請書類について
プロの視点でチェック
結婚ビザ申請のポイント
- 特になし
- 両国の結婚証明書がない
- 夫婦ともに海外在住
- 出会ってから結婚までの期間が1年以下
- ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
- 20歳以上年齢差がある
- 離婚歴に不安要素がある
- 出会い方に不安要素がある
- 夫婦の収入が少ない
- お互いの家族が結婚のことを知らない
- 夫婦が日本で別居
- 2人だけでコミニュケーションが取れない
- 法律違反あり
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
- その他
先生の解説
夫婦ともに海外在住
夫婦ともに海外在住の場合、ご夫婦がアメリカにいるため日本で結婚ビザ申請をすることができないという問題があります。今回の場合は、日本で暮らしている奥様の父親に協力してもらうことで結婚ビザ申請が可能になりました。
先生の解説
その他(家族が結婚に反対している)
今回のご夫婦は、日本人妻の母親がご夫婦の結婚に反対しているという問題がありましたが、父親が賛成してくれていることもあり、父親が結婚ビザ申請に協力してくれました。
先生のコメント
担当者
海外から日本に移住するご夫婦の場合、ビザ取得後はご実家に一時的に同居されることが多いですが、今回は母親が反対しているため申請の際にその旨を説明し、来日後の住所は「未定」の状況で申請しました。
関連リンク
ページ番号:S-00001862