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日本人の前妻との離婚歴のあるカメルーン人夫の結婚ビザ申請

結婚ビザ事例 No.244

兵庫県にお住まいの日本人女性から結婚ビザ申請のご依頼を受けました。

短期滞在ビザで来日中のカメルーン人の交際相手との結婚手続きが日本とカメルーンで完了し、引き続き日本で一緒に暮らすため、結婚ビザを取得したいという事例です。

このご夫婦は、マッチングアプリを通じて知り合い交際を続けたすえに結婚に至っております。今回の申請にあたり、ご主人の在留歴や結婚に至るまでの経緯に問題があったものの、ご依頼時にすべてを正直に話していただいていたため、万全の体制で結婚ビザ申請のサポートをすることができました。

担当者
担当者

今回のご夫婦は、短期滞在ビザからご依頼を頂いております。前回のご依頼はこちら

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

ご夫婦の結婚ビザ申請の内容

出会いから結婚ビザ申請までの経緯

2人の出会い

2020年8月

マッチングアプリを通じて日本人妻とカメルーン人夫が知り合う

交際を始めた年月

2021年2月

結婚した年月

日本:2023年2月

カメルーン:2023年3月

在留資格変更許可申請(結婚ビザ)

2023年4月

結婚ビザの申請書類一覧表

ご夫婦に関する資料

  • 在留資格変更許可申請書
  • 質問書
  • 申請理由書
  • パスポートの写し
  • 戸籍謄本
  • 結婚証明書に関する補足説明書
  • 結婚証明書及び日本語訳文
  • 身元保証書
  • 住民票
  • 市民税・県民税 課税証明書
  • 納税証明書
  • 在籍証明書
  • 夫婦の写真
  • 夫婦のチャット履歴

その他の資料

  • 在留状況について
  • 申請書類について

プロの視点でチェック

結婚ビザ申請のポイント

  • 特になし
  • 両国の結婚証明書がない
  • 夫婦ともに海外在住
  • 出会ってから結婚までの期間が1年以下
  • ネットのやり取りだけで直接会ったことがない
  • 20歳以上年齢差がある
  • 離婚歴に不安要素がある
  • 出会い方に不安要素がある
  • 夫婦の収入が少ない
  • お互いの家族が結婚のことを知らない
  • 夫婦が日本で別居
  • 2人だけでコミニュケーションが取れない
  • 法律違反あり
  • 過去のビザ申請で嘘の記載がある
  • 過去に結婚ビザ申請が不許可になっている
  • その他
先生の解説

離婚歴に不安要素がある

カメルーン人夫は約4年前に留学ビザで来日しており、その後前妻との結婚を機に結婚ビザへ変更。前妻との離婚裁判中にマッチングアプリで現在の妻と出会い、結婚ビザの期限が切れるため、約3ヶ月前にカメルーンへ帰国したという状況でした。前妻と離婚してすぐ現在の妻と出会い結婚している場合、日本滞在目的もしくは就労目的での偽装結婚を疑われ審査が厳しくなる傾向があります。また、今回の場合は過去に難民申請を行っていたこともあり、より慎重に書類作成を進める必要がありました。

先生の解説

その他(短期滞在ビザから結婚ビザへの変更について)

短期滞在ビザから結婚ビザへの在留資格変更許可申請は原則認められていない申請方法になります。あくまで、短期滞在ビザは日本へ入国して帰国を前提とするビザになり、通常は在留資格認定証明書交付申請をしなければなりません。ただし、短期滞在ビザで来日中に結婚した場合は「“結婚”という特別の事情があると認められる」ことが多いため、在留資格認定証明書交付申請ではなく在留資格変更許可申請を行うことが出来るケースが多いようです。

先生のコメント

担当者
担当者

申請後、過去の在留歴に関する説明や前妻の分の戸籍謄本を求める資料提出通知書が届きましたが、無事に許可を頂くことができました!

関連リンク

結婚ビザに関する情報はこちら!

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