東京都にお住まいの日本人女性から短期滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
イタリア旅行中に知り合ったアルバニア人の彼氏を日本に呼びたいという内容です。
日本滞在の希望日数は14日間であり、日本滞在中は日本人女性のご自宅で滞在されるとのことでした。今回の申請にあたり、日本人女性が派遣社員であり年収が約170万円、同居しているお母様がパートタイマーであり年収が約130 万円ということで、日本人女性が招へい人及び身元保証人、お母様が追加の身元保証人として申請させて頂きました。

担当者
短期滞在ビザ申請の身元保証人になる場合、年収300万円以上が目安となっています。今回、お母様に協力していただきましたが、お母様の協力がなかった場合はちょっと厳しいかもしれませんね。
短期滞在ビザ申請の内容
出会いから短期滞在ビザ申請までの経緯
出会い
2018年10月
イタリア旅行中に現地の宿泊先で出会う
直接対面した回数
1回(イタリア)
日本人との関係
彼氏
短期滞在ビザ申請(15日滞在)
2019年3月
短期滞在ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- 写真
- パスポート
- 身分証明書(ID)の写し
- 居住証明書
- イタリア滞在許可証
招へい人及び身元保証人に関する資料
- 往復航空券予約確認書
- 招へい理由書
- 招へい経緯書
- 身元保証書
- 滞在予定表
- 住民票
- (平成30年度相当分)特別区民税・都民税 課税証明書
- 残高証明書
追加身元保証人(招へい人の母)に関する資料
- 身元保証書
- 在職証明書
- (平成30年度相当分)特別区民税・都民税 課税証明書
関係性を証明する資料
- 招へい人とビザ申請人の写真
- 招へい人とビザ申請人のチャット履歴
その他の資料
- パスポートの写し
プロの視点でチェック
短期滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 招へい人と申請人の関係性に不安がある
- 招へい人が身元保証人になっていない
- 身元保証人が複数名いる
- 関係性を証明する資料が少ない
- 直接会ったことがない
- 90日間の滞在を希望している
- 申請人に法律違反がある
- 申請人に来日経験がない
- 出会い方に不安要素がある
- 日本で報酬を伴う活動をする疑義がある
- 前回来日してからすぐの申請である
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に短期滞在ビザ申請が不発給になっている
- その他
先生の解説
身元保証人が複数名いる
短期滞在ビザ申請の場合は、招へい人と身元保証人が必要になります。今回の場合は、依頼者である日本人女性の年収が200万円以下のため、お母様に追加の身元保証人になってもらっております。
先生の解説
申請人に来日経験がない
申請人に来日経験がない場合は、日本に初めて入国するということで審査が厳しくなるのは否めません。また、来日経験がない人間がいきなり90日の短期滞在ビザを申請してしまうと、不法滞在や就労目的での来日を疑われ、より審査が厳しくなる傾向がありますので、15日や30日で申請する方が経験上良いと思っております。
先生のコメント

担当者
今回、アルバニア人の彼氏がイタリア滞在中のため、イタリアの居住証明書やイタリア滞在許可証を追加で提出しております。
関連リンク
ページ番号:P-00000049