愛知県にお住まいの日本人男性から短期滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
Facebook を通じて知り合ったヨルダン在住のシリア人の婚約者を日本に呼びたいという内容です。
日本滞在の希望日数は10日間であり、日本滞在中は日本人男性のご自宅で滞在されるとのことでした。今回の申請にあたり、シリア人の婚約者と共に婚約者の妹様も一緒に日本へ呼ばれたいとのご希望があり、2名分の申請書類を同時作成させて頂きました。
今回、婚約者と一緒に婚約者の妹を呼ばれたいとのことですが、婚約者の妹と招へい人の直接の交流がない場合は、招へい人と婚約者、婚約者と妹の関係を証明する必要があります!
短期滞在ビザ申請の内容
出会いから短期滞在ビザ申請までの経緯
2017年6月
Facebookを通じて知り合う
0回
※婚約者の妹との直接のやり取りはなし
婚約者、婚約者の妹
2019年12月
短期滞在ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- 写真(45mm×35mm) 2名分
- パスポート 2名分
- 公的機関が発行した所得証明書または納税証明書 2名分
- 親族関係を証明する資料
招へい人及び身元保証人に関する資料
- 申請人名簿
- 往復航空券の予約確認書 2名分
- 招へい理由書
- 招へい経緯書
- 身元保証書
- 滞在予定表
- 住民票
- 在籍証明書
- 市県民税(所得・課税)証明書
- 残高証明書
関係性を証明する資料
- 招へい人とビザ申請人の写真
- 招へい人とビザ申請人のチャット履歴
その他の資料
- 申請書類について
プロの視点でチェック
短期滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 招へい人と申請人の関係性に不安がある
- 招へい人が身元保証人になっていない
- 身元保証人が複数名いる
- 関係性を証明する資料が少ない
- 直接会ったことがない
- 90日間の滞在を希望している
- 申請人に法律違反がある
- 申請人に来日経験がない
- 出会い方に不安要素がある
- 日本で報酬を伴う活動をする疑義がある
- 前回来日してからすぐの申請である
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に短期滞在ビザ申請が不発給になっている
- その他
直接会ったことがない
ネットのやり取りだけで直接会ったことがない場合、本当に二人の間に関係があるのか疑われる可能性がかなり高くなるため、一度は直接会うことをおすすめしています。また、通常であれば二人が一緒に写っている写真を提出するところ、ビデオチャットの通話画面をスクリーンショットしたものを写真の代わりに提出しております。
申請人に来日経験がない
申請人に来日経験がない場合は、日本に初めて入国するということで審査が厳しくなるのは否めません。また、来日経験がない人間がいきなり90日の短期滞在ビザを申請してしまうと、不法滞在や就労目的での来日を疑われ、より審査が厳しくなる傾向がありますので、15日や30日で申請する方が経験上良いと思っております。
先生のコメント
今回、婚約者と婚約者の妹を同時に呼ばれたいということで、婚約者と婚約者の妹が親族関係にあることを証明する「親族関係を証明する資料」を追加で提出しております。親族関係を証明する資料は主に出生証明書や家族簿などになります。
関連リンク
ページ番号:S-00004602