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扶養親族あり&年収の少ないネパール人男性の永住ビザ申請

 永住ビザ事例 No.49 

福岡県にお住まいのネパール人男性から永住ビザ申請のご依頼を受けました。

約14年前に留学ビザで来日し、就職してから5年以上が経過したため、永住ビザを申請したいという事例です。

この方は、ネパールの大学を卒業後、日本語学校に通うため来日され、現在は通信機器販売会社に就職し、技術・人文知識・国際業務ビザで働かれています。同じネパール国籍の方と結婚されており、夫婦合わせた現在の年収が約350万円、貯金額が約200万円でした。今回の永住ビザ申請にあたって、4~5年前の年収が250万円前後である点と4~5年前にネパールのご親族を扶養に入れられている点に問題があったため、不許可になるリスクをしっかり説明したうえで、永住ビザ申請を進めさせていただきました。

担当者
担当者

年収に不安があるという理由で今回はご主人のみの永住ビザ申請になります。

注意

個人を特定できないよう多少の修正や加工を施しております。

永住ビザ申請の内容

来日から永住ビザ申請までの経緯

来日

2009年4月

福岡県にある日本語学校に入学するため、留学ビザで来日(日本語学校卒業後、2年制の専門学校を卒業し、福岡にある大学へ入学)

就職

2018年4月

就職に伴い、技術・人文知識・国際業務ビザへ変更

結婚

2018年11月

ネパール人女性と結婚

転職

2019年1月

現在の勤務先に転職

永住許可申請

2023年6月

永住ビザの申請書類一覧表

申請人に関する資料

  • 永住許可申請書
  • 永住許可申請理由書
  • 履歴書
  • 住民票
  • 在籍証明書
  • 推薦状
  • 年収等確認表
  • 扶養人数に関する補足説明書
  • 海外送金記録
  • 市県民税所得額(課税・非課税)証明書(5年分)
  • 納税証明書(3年分)
  • 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
  • 残高証明書
  • 健康保険 被保険者証の写し
  • パスポートの写し
  • 在留カードの写し
  • 被保険者記録照会回答票
  • 被保険者記録照会

申請人の妻に関する資料

  • 在職証明書
  • 市県民税所得額(課税・非課税)証明書(4年分)
  • 納税証明書(2年分)
  • 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
  • 残高証明書
  • 健康保険 被保険者証の写し
  • 被保険者記録照会回答票
  • 被保険者記録照会

身元保証人に関する資料

  • 身元保証書
  • 運転免許証の写し

その他の資料

  • 勤務先のホームページ写し
  • 了解書
  • 申請書類について

プロの視点でチェック

永住ビザ申請のポイント

  • 特になし
  • 年金保険料の遅延・滞納
  • 年金免除期間がある
  • 健康保険料の遅延・滞納
  • 住民税の遅延・滞納
  • 年収に不安がある
  • 産休・育休期間がある
  • 扶養人数が多い
  • 法律違反がある
  • 資格外活動違反がある
  • 14日以内の届出をしていない
  • 在留資格と活動内容が一致していない
  • 居住要件に不安がある
  • 就労要件に不安がある
  • 過去のビザ申請で嘘の記載がある
  • 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
  • 過去に永住ビザ申請が不許可になっている
  • 同居の家族に上記いずれかの問題がある
  • その他
先生の解説

その他(XXXX)

今回の申請にあたり、世帯年収が約380万円と収入に不安があるため、同居している日本人男性の父親に追加の身元保証人として協力していただいております。
今回の申請にあたり、3名とも今後の年収が上がる見込みがあるため、今後の収入を証明する資料として「年収等確認表」または「収入見込証明書」を提出しております。

先生の解説

その他(扶養人数に関する補足説明書について)

今回の申請にあたり、ご主人の4年前と5年前の課税証明書に奥様以外の扶養親族(※ネパールにいる父・母・兄)が存在していたため、扶養親族がいた理由と扶養親族が減った理由を説明した扶養人数に関する補足説明書と、扶養親族を実際に扶養していたことを証明する資料(海外送金記録)を添付しております。

先生のコメント

担当者
担当者

永住ビザ申請では、海外で暮らしている扶養親族がいるかどうか、扶養親族を実際に扶養しているかどうかは必ず確認されるポイントのため、海外で暮らしていご家族を扶養親族に入れられている方はご注意ください!

関連リンク

永住ビザに関する情報はこちら!

ページ番号:S-00004550