北海道にお住まいの日本人女性から永住ビザ申請のご依頼を受けました。
約4年前に国際結婚した韓国人の夫がおり、結婚から4年が経過したため、日本の永住ビザを申請したいという事例です。
このご夫婦は、インターネットアプリを通じて出会い交際を続けたすえに結婚に至っております。ご主人、奥様、奥様の連れ子の家族3人で暮されており、奥様の年収が350万円、ご主人が無職(※身体を壊して休職中)という状況でしたが、夫婦の預金が約1000 万円あるとのことで、ご依頼者様とご相談を重ねた結果、申請を進めることになりました。

先生
結婚ビザから永住ビザを申請する場合、多少年収が少なくても、許可が取れるケースが多いです!諦めずに一度、ご相談ください!
永住ビザ申請の内容
来日から永住ビザ申請までの経緯
結婚
2019 年6月
日本人女性と結婚
来日
2020年3月
結婚にともない配偶者ビザで来日
就職
2020年8月
アルバイトを開始(2023年4月に退職)
永住許可申請
2023年7月
永住ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 永住許可申請書
- 履歴書
- 永住許可申請理由書
- 戸籍謄本
- 住民票
- 所得(市・道民税)証明書(3年分)
- 納税証明書(3年分)
- 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 健康保険 被保険者証の写し
- 国民健康保険料納付確認書(2年分)
- 被保険者記録照会回答票
- 納付書・領収(納付受託)証書の写し
その他の資料
- 身元保証書
- 在籍証明書
- 給与支給(見込)証明書
- 所得(市・道民税)証明書(3年分)
- 納税証明書(3年分)
- 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
- 残高証明書
- 健康保険 被保険者証の写し(2名分)
- 被保険者記録照会回答票
その他の資料
- 了解書
- 申請書類について
プロの視点でチェック
永住ビザ申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 産休・育休期間がある
- 扶養人数が多い
- 法律違反がある
- 資格外活動違反がある
- 14日以内の届出をしていない
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- 過去に永住ビザ申請が不許可になっている
- 同居の家族に上記いずれかの問題がある
- その他
先生の解説
年収に不安がある
永住ビザ申請にあたり、一般的に申請者(もしくは配偶者)の直近3年間の年収が300万円、さらに扶養家族1名につき50万円から100万円ほど多い年収が必要と言われております。今回のご夫婦の場合、3人家族、扶養者である奥様の年収が350万円という状況でしたが、ご主人が直近まで年収100万円程度のアルバイトをされており、夫婦の貯金額も高かったため、年収が350万円での申請でしたが無事に永住許可がおりました。
先生のコメント

先生
結婚ビザからの永住ビザ申請では夫婦関係が良好であること、安定した生活ができていることが非常に重要なポイントです!そのため、多少年収が低くても夫婦関係が良好であること、安定した生活ができていることを客観的に証明できれば許可はおります!
関連リンク
ページ番号:S-00004353