愛知県にお住まいのブラジル人女性(永住ビザ)から短期滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
幼いころに生き別れになったブラジル人の妹を日本へ招待したいという内容です。
日本滞在の希望日数は30日間であり、日本滞在中はブラジル人女性のご自宅で滞在されるとのことでした。3年前にご自身で短期滞在ビザ申請をされたとのことですが、残念ながら不許可になってしまったため、今回こそはということで弊所にご依頼を頂きました。
担当者
元々、今回のご依頼者であるブラジル人女性と妹様はご両親の離婚によって父母別々に引き取れられ、その後、ブラジル人女性は定住者として来日し日本で生活、妹様はそのままブラジルで生活されていたとのことです。
短期滞在ビザ申請の内容
出会いから短期滞在ビザ申請までの経緯
(招へい人が)来日した時期
1995年7月
日系3世として定住者ビザで来日
直接対面した回数
複数回(ブラジル)
※25年前に行き別れ、5年前にブラジルへ旅行した際に再会
日本人との関係
姉妹
短期滞在ビザ申請(30日滞在)
2022年10月
短期滞在ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- 写真(45mm×45mm)
- パスポート
- 身分証明書の写し
- 日本在留中の経費支弁能力に関する書類
- 出生証明書(招へい人の分、申請人の分)
招へい人及び身元保証人に関する資料
- 往復航空券の予約確認書
- 在留カードの写し
- 招へい理由書
- 招へい経緯書
- 身元保証書
- 滞在予定表
- 戸籍謄本
- 住民票
- 在職証明書
- 令和4年度 市民税・県民税 課税証明書
- 残高証明書
関係性を証明する資料
- 招へい人とビザ申請人の写真
- 招へい人とビザ申請人のチャット履歴
その他の資料
- パスポートの写し(招へい人の分)
- 申請書類について
プロの視点でチェック
短期滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 招へい人と申請人の関係性に不安がある
- 招へい人が身元保証人になっていない
- 身元保証人が複数名いる
- 関係性を証明する資料が少ない
- 直接会ったことがない
- 90日間の滞在を希望している
- 申請人に法律違反がある
- 申請人に来日経験がない
- 出会い方に不安要素がある
- 日本で報酬を伴う活動をする疑義がある
- 前回来日してからすぐの申請である
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に短期滞在ビザ申請が不発給になっている
- その他
先生の解説
申請人に来日経験がない
申請人に来日経験がない場合は、日本に初めて入国するということで審査が厳しくなるのは否めません。また、来日経験がない人間がいきなり90日の短期滞在ビザを申請してしまうと、不法滞在や就労目的での来日を疑われ、より審査が厳しくなる傾向がありますので、15日や30日で申請する方が経験上良いと思っております。
先生のコメント
担当者
前回の失敗をふまえ、今回は弊所が指定した書類をしっかり用意してもらい申請していただいたところ、無事に許可が下りたとの嬉しい報告を頂いております!
関連リンク
ページ番号:S-00003811