栃木県にお住まいの日本人女性から短期滞在ビザ申請のご依頼を受けました。
語学留学中に知り合ったネパール人の交際相手を日本に呼びたいという内容です。
日本滞在の希望日数は90日間であり、日本滞在中は日本人女性のご自宅で滞在されるとのことでした。今回の申請にあたり、日本人女性が就職活動中で無職だったため、日本人女性のお父様に追加の身元保証人となってもらっております。
今回は日本人女性が招へい人、日本人女性のお父様が身元保証人という役割分担でお手続きを進めております。
短期滞在ビザ申請の内容
出会いから短期滞在ビザ申請までの経緯
2018年2月
語学留学中に現地の学生寮で知り合う
複数回(ネパール)
交際相手
2019年12月
短期滞在ビザの申請書類一覧表
ビザ申請人に関する資料
- 写真
- パスポート
招へい人に関する資料
- 往復航空券の予約確認書
- 招へい理由書
- 招へい経緯書
- 滞在予定表
- 住民票
身元保証人に関する資料
- 身元保証書
- 戸籍謄本
- 在籍証明書
- 平成29年分 市県民税 課税証明書
関係性を証明する資料
- 招へい人とビザ申請人の写真
- 招へい人とビザ申請人のチャット履歴
その他の資料
- パスポートの写し
プロの視点でチェック
短期滞在ビザ申請のポイント
- 特になし
- 招へい人と申請人の関係性に不安がある
- 招へい人が身元保証人になっていない
- 身元保証人が複数名いる
- 関係性を証明する資料が少ない
- 直接会ったことがない
- 90日間の滞在を希望している
- 申請人に法律違反がある
- 申請人に来日経験がない
- 出会い方に不安要素がある
- 日本で報酬を伴う活動をする疑義がある
- 前回来日してからすぐの申請である
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去に短期滞在ビザ申請が不発給になっている
- その他
招へい人が身元保証人になっていない
短期滞在ビザ申請をする場合は、招へい人と身元保証人が必要になります。今回の場合は、ご依頼者である日本人女性が無職であり身元保証人としての保証力がない状態であったため、日本人女性と同居している会社員のお父様(年収約600万円)に追加の身元保証人となってもらっております。
90日間の滞在を希望している
90日間の滞在を希望している場合、招へい人及び身元保証人の保証力が高いことや招へい人と申請人にしっかりとした関係があること、滞在目的が明確であることなどが求められます。今回の場合、結婚前提の同棲を考えているため、15日や30日ではなく90日間の滞在を希望しております。
申請人に来日経験がない
申請人に来日経験がない場合は、日本に初めて入国するということで審査が厳しくなるのは否めません。また、来日経験がない人間がいきなり90日の短期滞在ビザを申請してしまうと、不法滞在や就労目的での来日を疑われ、より審査が厳しくなる傾向がありますので、15日や30日で申請する方が経験上良いと思っております。
先生のコメント
身元保証人として協力していただく場合は、関係が近しい方が好ましいです!
関連リンク
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