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Q:経営管理ビザの更新をする際に気をつけることはありますか?
私は日本で会社の運営を行うため経営管理ビザを取得して来日しました。この度、もうすぐ在留期限を迎えようとしており、初めて経営管理ビザの更新を行おうと考えています。初めて経営管理ビザの更新を行う場合に気をつけることはありますか?
A:最初に経営管理ビザを申請した内容と変更点がなければ、基本的に気をつけることはありません
最初に経営管理ビザを申請した内容と変更点がなければ、基本的に気をつけることはありません。経営が順調にいっていることを伝えれば、経営・管理ビザの更新はスムーズに許可をいただけることが多いです。ただし、注意が必要な事項もたくさんあるので、以下でご紹介させていただきます。
- 売上が赤字で債務超過(純資産がマイナス)になっていないか?
- 役員報酬がきちんと支払われているか?
- 会社の税金を納めているか?
- 個人の税金を納めているか?
- 事業所を移転した場合、事業所としてふさわしいか?
- 飲食店などの場合、必要な従業員は確保できているか?
行政書士のまとめ
最初に経営管理ビザを申請した内容と変更点がなく、経営も順調にいっている場合の更新については基本的に許可をいただきやすいです。ただし、変更点がある場合や売り上げが赤字の場合には慎重に更新手続きを行う必要があります。お客様の中には、経営・管理ビザを取得してすぐに自宅へ会社の所在地を変更していたため、更新の際に事務所に関する資料を提出させられた方や飲食店の運営の場合、人件費を抑えるために従業員を少なくしており、シフト表を求められた方などもいらっしゃいます。経営管理ビザをせっかく取得したのに、更新申請で不許可になることもありますので、最初に経営管理ビザを申請した内容と変更点がある方は注意をしましょう。
経営管理ビザの更新申請は専門家に依頼しましょう
経営管理ビザの更新申請は、その他の就労ビザの更新申請と比べて、審査が厳しくみられる可能性があります。そのため、経営管理ビザの更新申請をする際には、事前に専門家である行政書士に相談することをお勧めいたします。もちろん、コモンズ行政書士事務所へご相談いただければ、お客様の情報をお伺いし、経営管理ビザの更新申請の注意点のご案内や必要書類についてのアドバイスを行うことが可能です。
経営管理ビザの更新申請にあたり、不明点がある場合や困った点がある場合など、専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひ行政書士に相談してください。