兄弟が先に帰化申請を！？後から帰化申請をする場合、どうすれば？
いつのまにか、兄弟が日本人に！？
ご兄弟に先を越されて悔しいやら焦るやら、そういった気持ちは痛いほどよくわかりますが、ここで焦ってはいけません。帰化申請のスペシャリスト・行政書士にじっくり相談し、確実に帰化申請を進めましょう！！
帰化申請、ずるずると先延ばしにしていたら…
いつか日本人になろうと考え、早20年。久しぶりに実家に帰ってみると、兄弟が既に帰化申請をしていた。というのは、よくあるケースの一つです。いずれ、帰化申請したいけど今はいいや…と思わずに、兄弟が帰化申請をしてすぐ後というのは、実は帰化申請をする最適なタイミングであるといえます。
帰化申請はいつでもできるものとはいえ、やはり有利な時期と不利な時期というものがあり、兄弟が帰化申請をした後というのは、一見、ややこしい帰化申請の手続きがかなりやりやすくなっています。
時間が経てば経つほど兄弟が帰化申請をした後に受けられる恩恵がなくなっていってしまうため、この機会にぜひ、帰化申請をしちゃいましょう！！
先に帰化申請をした兄弟に存分に頼れ！！
帰化申請には様々な書類が必要になりますが、中でも特に厄介なのが「両親の婚姻届記載事項証明書」を用意しなければならないということです。
「両親の婚姻届記載事項証明書」とは文字通り、両親が結婚した時に提出した婚姻届（のコピー）のことです。両親が婚姻届を出した日を覚えていない場合や出した役所を覚えていない場合、もしくは両親が亡くなっている場合、「両親の婚姻届記載事項証明書」を用意することが難しく、途中で投げ出してしまうことも考えられます。
しかし、兄弟が先に帰化申請をしていると、兄弟が先に「両親の婚姻届記載事項証明書」がいつ出されたのか、どこの役所にあるのか、を調べているので、「両親の婚姻届記載事項証明書」を簡単に用意することが出来ます。
また、「両親の婚姻届記載事項証明書」の他にも、両親が離婚している場合には「両親の死亡届記載事項証明書」、両親が死亡している場合には「両親の死亡届記載事項証明書」などが必要になりますが、先に帰化申請をした兄弟に聞けば、スムーズにこれらの書類を用意することが出来ます。
帰化申請には兄弟の戸籍謄本が必要！？
兄弟が先に帰化申請をしている場合、後から帰化申請をする方は「兄弟が帰化をしている事実が記載されている戸籍謄本」が必要になります。
そもそも、戸籍とは、出生、婚姻、離婚、死亡、養子縁組、養子離縁など生まれてから死ぬまでの身分上の重要な事項が登録されるものであり、日本人であれば誰でも持っているものです。また、戸籍は実際の住所のように引っ越しをすることもできます。
当然、帰化申請をすれば、帰化申請をした人の新しい戸籍が作られ、新しい戸籍には、帰化事項（帰化をした日、帰化をする前の国籍、帰化をする前の名前）が載ることになりますが、問題になるのがこの「帰化事項」、戸籍を引っ越して新しい戸籍を作ったり、制度が変わって新しい戸籍が作られたりしても、新しい戸籍には載りません。
そのため、兄弟が帰化申請をしてからかなり後に自分も帰化申請をすると、「兄弟が帰化をしている事実が記載されている戸籍謄本」を用意するのに苦労することに…。
また、年齢を重ねるごとに兄弟との関係にも変化があり、いつの間にか疎遠になってしまった。なんてことも考えられますが、帰化申請をする以上、「兄弟が帰化をしている事実が記載されている戸籍謄本」は必ず必要になるため、用意が簡単なうちに自分の帰化申請も済ましてしまいましょう。
帰化申請は専門家？それとも自分で？
いつかやりたいなと思っていた帰化申請、兄弟に先を越されたことを悔しがるよりも、今が絶好のチャンスと心を入れ替え、自分も帰化申請をしちゃいましょう！！
帰化申請のスペシャリスト・行政書士に帰化申請を依頼をすれば、自分で帰化申請の手続きをするよりも、よりスムーズに帰化申請の手続きを進めることが出来ます。
また、兄弟が先に帰化申請をしていた時の細かい注意点は、「両親の婚姻届記載事項証明書」や「兄弟が帰化をしている事実が記載されている戸籍謄本」以外にも多々あり、自分ですると油断していると、思わぬ落とし穴にハマってしまうことも。
重要なのは、自分の状況に合った適切なステップを踏むことです。専門家のアドバイスを受けつつ、要件を確認し、必要な手続きを着実に進めていくことが帰化許可申請手続きでは重要です。実績豊富な弊所まで、ぜひお気軽にご相談くださいね。
弊所は全国各地から帰化申請に関するご依頼をいただいており、帰化申請を始めるタイミングや書類を集め始める時期から、「どの書類から集めればいいか？」「この書類を取得するときはどのような点に注意すればいいか？」という、基礎的なところから細かいところまで全て案内させていただきます。帰化申請に関するノウハウも豊富にありますので、お客様の持つ帰化申請の不安を少しでも解消し、万全の状態で帰化申請に臨んでもらえるようサポートさせていただきます！！
