帰化とお金の関係性~貯金ゼロ・自己破産者でも帰化できる?~

帰化とお金の関係性~貯金ゼロ・自己破産者でも帰化できる?~

帰化とお金の関係性~貯金ゼロ・自己破産者でも帰化できる?~

貯金ゼロ・過去に自己破産をしていても帰化ができる条件とは?

ただでさえややこしい帰化申請。いざ帰化申請を始めようとしても、インターネット上にあらゆる情報が溢れ、必要な情報を見つけるのに苦労されている方も多いのではないでしょうか?今回は、帰化申請のプロ・行政書士が「帰化とお金の関係性~貯金ゼロ・自己破産者でも帰化できる?~」をテーマにお話させていただきます。

貯金がゼロでも、借金がなければ問題ない⁉

日本人女性と外国人男性の夫婦に子供が生まれた場合、子どもは母親が日本人のため、日本国籍を取得することができます。しかし、昔はそうではありませんでした。

帰化申請をするにあたって気になることは色々あると思いますが、その中でも特に気になるのが「お金」のこと。今回は、特に気になるお金のこと「貯金がゼロ」「自己破産」についてまとめています。

毎年5月になると、総務省統計局が家計調査の結果(「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯)」)を発表していますが、調査の結果によると、30代で「貯蓄がない」と答えた人の割合は40.4%。そして、40代で「貯蓄がない」と答えた人の割合は45.9%。

「生活が成り立たっている」とは、「毎月安定した収入(貯蓄)」があり、「毎月の支出が収入を超えていない」こと。また、「返済の見通しが立たない借金がない」こと。それさえクリアしていれば、貯金が“0”でも帰化申請を進めていくことは可能です。(※帰化申請には様々な条件があります)

隣の国~韓国では~

また、日本では帰化申請をする際に明確な貯金額の条件はありませんが、お隣の韓国では「韓国籍に帰化しようとする外国人は、6000万ウォン以上の資産を保有しているか、1人当たり国民総所得(GNI、昨年4340万ウォン)を超す所得を有しなければならない」という条件が決められています。2023年8月24日現在、1ウォン=約0.11円なので、6000万ウォンだと日本円にして約660万円の貯金があるか、約477万円以上の所得がなければ、外国人が韓国国籍になることはできません。

2月14日現在、1ウォン=約0.1円なので、6000万ウォンだと日本円にして約600万円の貯金があるか、約300万円以上の所得がなければ、外国人が韓国国籍になることはできません。

自己破産歴があっても、帰化は可能⁉⁉

また、帰化に関するお金のことでたびたび話題になるのが「自己破産歴」についてです。単刀直入に言うと自己破産者が帰化申請をする場合、自己破産をしたのが「5年以上前であれば帰化申請を進められる可能性あり」、自己破産をしたのが「5年以内であれば帰化申請をするのに少し待った方がいい」という判断で、概ね間違いはないでしょう。

また、上記の場合はあくまで自己破産歴が1回の場合です。2回、3回も自己破産をしている場合は、帰化申請をするのに5年どころか10年以上は待った方がいいかもしれません。

貯金0、自己破産歴があっても帰化したい

帰化に関するお金の話についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ただでさえややこしい帰化申請、無理に自分でやるよりもその道のプロにお願いするほうが、手続きをスムーズに進めることができます。

帰化申請をしたいと考えられているのなら、この機会に帰化申請のスペシャリスト・行政書士に帰化申請の相談をしてみませんか?弊所は全国各地から帰化申請に関するご依頼をいただいており、帰化申請をするうえで注意するべき内容や把握しておきたいポイントなど、気になる疑問をプロの専門家がしっかりご回答させていただきます。帰化申請に関するノウハウも豊富にありますので、お客様の持つ帰化申請の不安を少しでも解消し、万全の状態で帰化申請に臨んでもらえるようサポートさせていただきます!!