こんな時どうすればいいの?帰化の「職歴」の書き方について①

こんな時どうすればいいの?帰化の「職歴」の書き方について

こんな時どうすればいいの?帰化の「職歴」の書き方について①

帰化申請に必要な書類の一つ、履歴書の「職歴」について

ただでさえややこしい帰化申請。いざ帰化申請を始めようとしても、インターネット上にあらゆる情報が溢れ、必要な情報を見つけるのに苦労されている方も多いのではないでしょうか?今回は、帰化申請のプロ・行政書士が「こんな時どうすればいいの?帰化の『職歴』の書き方について①」をテーマにお話させていただきます。

こんな経験はありませんか?帰化する時によくある悩み

帰化申請をする際に避けて通れない難所の一つがそう「履歴書」です。帰化申請をする際には、申請先である法務局が用意した独自の「履歴書(その1)」に「居住関係」「学歴」「職歴」「身分関係」を記入しなければなりません。そして、いざ職歴を書こうとすると、「正しい職歴の年月が思い出せない」「転職回数が多いので、どこでどう働いたか忘れてしまった」などで、書く手が止まるという人も多いのではないでしょうか。

少し古いアンケートになりますが、アンケートに回答した2,713名のうち、転職を経験したことのある人の割合は全体だと83%。各年齢では以下の通りとなっています。

  • 20代……63%
  • 30代……80%
  • 40代……86%
  • 50代……84%
  • 60代……82%

『「退職」について(2014年版)』(https://mid-tenshoku.com/enquete/report-98/

この結果からわかるように、転職を経験する人は非常に多く、5人に4人以上が一度は転職を経験しているものと思われます。むしろ、生涯で転職をしない人のほうが、現代では少数派であることがデータからうかがえます。

帰化申請では、原則すべての職歴を記入する必要があり、勤務先だけではなく担当業務もわかるように記載しなければいけません。

転職回数が多すぎて職歴を詳しく覚えていない場合は、どうすればいいでしょうか。答えはシンプルです。覚えている範囲で書きましょう。思い出せない時はどうしようもありません。

虚偽の申請を行った(意図的に間違った情報を書いた)場合、当然ながら帰化申請は不許可となります。しかし、(最近の職歴ならともかく)過去の職歴については多少間違っていたとしても、どうしようもないものです。また、申請の際に記憶があやふやな部分があれば、法務局の担当官へ相談しましょう。

どうしても職歴を覚えていないときの対処法

また、どうしても職歴を覚えていない場合はどうすればいいでしょうか?少々手間はかかりますが、以下の書類を取り寄せることで正確な職歴を確認することができます。

● 雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票(ハローワーク)

● 被保険者記録照会回答票(年金事務所)

帰化の職歴は、可能な限り正確に記載することが重要です。帰化申請を考えているなら、職歴はできるだけ詳しく記録しておきましょう。

帰化申請をするなら帰化事情に精通した専門家が一番

帰化の「職歴」の書き方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ただでさえややこしい帰化申請、無理に自分でやるよりもその道のプロにお願いするほうが、手続きをスムーズに進めることができます。

帰化申請をしたいと考えられているのなら、この機会に帰化申請のスペシャリスト・行政書士に帰化申請の相談をしてみませんか?

弊所は全国各地から帰化申請に関するご依頼をいただいており、帰化申請をするうえで注意するべき内容や把握しておきたいポイントなど、気になる疑問をプロの専門家がしっかりご回答させていただきます。帰化申請に関するノウハウも豊富にありますので、お客様の持つ帰化申請の不安を少しでも解消し、万全の状態で帰化申請に臨んでもらえるようサポートさせていただきます!!

ぜひお客様の大切な帰化申請は私たちコモンズ行政書士事務所におまかせください。