ビザ申請の用語集【就学ビザ】- コモンズ行政書士事務所

行政書士が実務経験をもとに、ビザ申請でよく使われる専門用語をわかりやすく解説。

今回は「就学ビザ（しゅうがくびざ）」という用語について解説します。

就学ビザ（しゅうがくびざ）とは、日本において高等学校（中等教育学校の後期課程を含む）、盲学校、聾学校、養護学校の高等部、専修学校の高等課程や一般課程、各種学校などで教育を受けるための外国人向けの在留資格です。かつては、大学等で学ぶための「留学ビザ」とは異なるカテゴリーとして位置付けられていました。

しかし、2010年（平成22年）7月に制度が見直され、就学ビザは廃止され、留学ビザに一本化されました。これにより、従来「就学」の在留資格で日本に滞在していた学生も、資格更新のタイミングなどで自動的に「留学ビザ」へ移行することになりました。

また、この一本化に伴い、「就学」ビザで在留していた学生も、1週28時間以内（長期休業期間中は1日8時間以内）の範囲で包括的な資格外活動許可を得られるようになりました。