借金があっても帰化申請できる?問題になりやすい借金・ならない借金とは
借金があると「帰化申請は難しいのではないか」と不安になる方は少なくありません。しかし、借金があるという理由だけで、直ちに帰化申請が不許可になるわけではありません。
この記事では、帰化申請における借金の影響や注意すべきポイントについて、実務の視点からわかりやすく解説します。
「帰化申請についてお悩みの方は、お電話またはメールにてお気軽にご相談ください(初回相談無料)」
帰化申請についてのご相談・お問合せなら、サポート経験豊富なコモンズへ!!
コモンズは、ご相談件数が年間3,000件越えという日本トップクラスです!
ご依頼ポイント
帰化料金
初回相談無料
不許可は全額返金
追加料金なし
日本全国対応
許可率98%以上
コモンズは常にフルサポート
- 帰化許可申請・日本国籍取得をフルサポート!
- 許可率・実績ともに日本トップクラス企業!
お問い合わせ(相談無料)
借金があっても帰化申請できるの?
帰化申請では、国籍法第5条第1項第4号に定められている「生計要件」を満たす必要があります。
この生計要件とは、
を意味します。
ここで重要なのは、単に「現在収入があるかどうか」ではなく、今後も継続して安定した生活を維持できるかどうかが総合的に判断されるという点です。
では、借金がある場合はどうでしょうか。結論から言えば、借金があるだけで即不許可になるわけではありません。
例えば、
- 住宅ローンを返済中
- 自動車ローンがある
- 奨学金を返済している
といったケースでも、毎月きちんと返済ができており、収入と支出のバランスが取れていれば、帰化申請が認められる可能性は十分にあります。
一方で、
- 収入に対して返済額が過大
- 返済が滞っている
- 生活維持が困難な状況
と判断される場合には、生計要件を満たさないとして不許可となる可能性が高まります。
「問題になる借金」と「問題にならない借金」とは?
帰化申請の審査では、借金の種類や返済状況が重要になります。
問題になりやすい借金
- 収入に対して借入額が過大である場合
- 複数のカードローン・消費者金融からの借入があり、返済状況が不安定な場合
- 返済の遅延・滞納がある
- 差押えや督促を受けている
これらは、生活の安定性に疑問があると判断される可能性があります。
問題になりにくい借金
- 住宅ローンや自動車ローンなど用途が明確なもの
- 奨学金の返済
- 収入に見合った借入額で、返済が滞っていないもの
このように、審査では
- 返済状況
- 収支のバランス
- 借入の用途
- 今後の返済見込み
などが総合的に見られます。
借金があるときに注意すべきポイント
借金がある状態で帰化申請を検討する場合、次の3つの点に注意が必要です。
1、正直に申告することこと
借金を隠したり、虚偽の申告をしたりすると、「素行が善良である」という要件に影響する可能性があります。
2、返済状況を整理しておくこと
申請時には「生計の概要」という書類で、収入・支出・借入状況・資産状況を記載します。そのため、
- 月々の返済額
- 残債額
- 返済期限
- 返済計画
を整理しておくことが大切です。
3、申請準備中の追加借入を避けること
帰化申請の準備中に新たに借入を増やす行為は、審査上「安定性」の説明を難しくする可能性があります。
申請直前や審査中に新たな借入があると、
- 収入に対して生活費が不足しているのではないか
- 家計管理に不安があるのではないか
- 将来的に返済困難になる可能性はないか
といった点を懸念される可能性があります。
多額の借金がある場合の考え方
借金の返済が難しくなった場合に利用できる法的な解決方法を、一般的に「債務整理」といいます。債務整理にはいくつかの種類があり、代表的なものが「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つです。
📌任意整理とは
任意整理は、裁判所を通さずに、弁護士や司法書士が債権者(貸金業者など)と交渉し、将来利息のカットや分割返済の条件変更を行う手続きです。
📌個人再生とは
個人再生は、裁判所を通じて借金を大幅に減額し、原則3~5年で分割返済する制度です。
📌自己破産とは
自己破産は、裁判所に申し立てを行い、支払い能力がないと認められた場合に、借金の支払い義務を免除(免責)してもらう制度です。
帰化申請では、「生計要件(安定した収入があること)」が重要な審査ポイントとなります。そのため、債務整理を行ったことがある場合は、不利に働く可能性があります。
特に、任意整理をした直後や、返済に追われて生活が不安定な状態にある場合は、不許可となる可能性が高くなります。
もっとも、審査で重視されるのは「現在の生活が安定しているかどうか」です。過去に債務整理をしていても、その後に安定した収入を確保し、計画的に生活再建ができていることを示せれば、申請の可能性は十分にあります。
なお、自己破産をした場合、免責決定後すぐに帰化申請を行うこと自体は法律上は可能です。しかし、帰化申請では「生計の安定性」や「素行状況」が総合的に審査されるため、免責決定直後の申請は、実務上は慎重に判断される傾向があります。結果として、不許可となる可能性が高いケースも少なくありません。
そのため、一般的には、免責決定から一定期間(おおむね5年程度)安定した収入・生活実績を積んでから申請することが一つの目安とされています。
よくある質問(FAQ)
住宅ローンを借りたばかりでも帰化申請できますか?
住宅ローンを組んだ直後であっても、直ちに帰化申請ができないということはありません。ただし、借入直後は貯蓄が減っている場合も多く、家計の安定性がより慎重に見られる可能性があります。収入に対して無理のない返済計画であり、今後も安定して生活できることを説明できる状態であれば、申請は可能です。
カードローンがあると不許可になりますか?
カードローンがあるだけで即不許可とは限りません。ただし、借入が複数に及んでいる、借入額が収入に比べて大きい、返済が遅延しているといった場合は、生活の安定性に不安があると見られやすくなります。返済状況(残債・月々の返済額・返済計画)を整理し、家計が安定していることを説明できる状態で申請することが重要です。
カードローンの返済を滞納している場合、いつ申請すべきですか?
滞納がある状態での申請は、生計要件や素行面の評価に影響する可能性が高く、不許可リスクが上がります。まずは滞納を解消し、その後一定期間、安定して返済を継続している実績を積んでから申請を検討するのが安全です。具体的な時期は状況によって異なるため、事前に専門家へ相談することをおすすめします。
リボ払いをしていても帰化申請できますか?
リボ払いを利用していること自体が直ちに不許可につながるわけではありません。ただし、リボ残高が多額である場合や、返済負担が家計を圧迫している場合は、生活の安定性に疑問を持たれる可能性があります。残高や毎月の返済額を把握し、収入とのバランスが取れていることを説明できる状態で申請することが重要です。
まとめ
「借金があるから帰化申請は無理だ」と諦めてしまうのは早計です。
確かに借金があると、審査で生活の安定性が慎重に見られる可能性はあります。しかし、重要なのは「生活のバランス」です。返済が滞っておらず、安定した生活が継続できているのであれば、帰化申請の道が閉ざされるわけではありません。
一方で、生活が不安定な状況で無理に申請すると、不許可となる可能性もあります。その場合は、まず生活基盤を整えてから申請する方が結果的に近道となることもあります。
借金がある状態で帰化申請できるかどうかは、個別事情によって大きく異なります。現在の収支状況や返済計画を踏まえた判断が重要です。
現在もしくは過去に借金があり、帰化申請できるか不安な方は、お電話またはメールにてお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka- 所属団体:日本行政書士会連合会、大阪府行政書士会
- 登録番号:第11261315号
- 登録資格:特定行政書士/申請取次行政書士
-
大阪出身。在留資格や帰化申請、化粧品・医薬部外品許可申請などを中心にサポート。依頼者との出会いを大切にし、「出会えてよかった」と思ってもらえる関係づくりを大事にしています
→詳しいプロフィールはこちら
こちらもおすすめ
日本国籍を取得する帰化申請を代行・支援
私たちコモンズのご案内